ドウの天井
1332m(岐阜)

DOU-NO-TENJO

2003年11月2日 くもり 

A・M・N・H・K・Sさん 夫と8人

自宅5:00〜武儀郡板取村川沿いの川浦谷付近P(7:30〜8:00)〜ドウの天井(11:30〜12:30)〜間違い尾根(14:00〜14:30)〜元の尾根15:00〜P16:00〜大野温泉〜自宅19:00

板取川川浦谷近くに車を止める。一段と鮮やかな赤に染まったモミジが目印だ。登り口にロープがはられている。
いきなりの急登で、ロープにつかまって急斜面を笹を分けながら進んだ。笹の上を行くのでずっと滑りやすく、又足場が斜めなので大変歩きにくい。傾斜もきついので、足元に気を使いながら一歩一歩慎重に行く。
一方、シロモジなどの紅葉が鮮やかで木々からも目が放せない状態。あまりの紅葉の美しさに、Nさんが「俺は、惚れたぞ。」と叫んだ。まったくこんな色の濃い紅葉は見たことがなかった。山中が黄色に染まって、ため息がでるほど美しかった。
初めて目印らしいテープがあって右へ折れ、ジグザグ登りつめると尾根に出た。左に折れてそのまま進むと、突然ヘリポートの様な広場が現れた。
さらに前方には、ガードレールつきの立派な林道が続いている。「何でこんな山の中に、こんなものがあるの?」とびっくりした。ダム工事の跡らしいけど、この後山頂手前の公園のような階段や、立派な案内板も美濃の山には不釣合いだった。


穏やかな日和で山頂からは平家岳、美濃平家岳、屏風山、日永岳、蕪山などが霞みながら見え、美濃の山中にいることを実感した。
ヘリポート広場まで戻り、Kさんが滝へ出る尾根道を探すといって下りたが、その沢はガラ場でひどく落石が多い。
あきらめてザイルを使ったりして元の尾根まで戻った。途中、木のほこらにさっきまで熊が寝ていたような跡があって驚かされた。Sさんが指などにスリキズを負ったがたいしたことはなかった。
奥深い美濃の山の紅葉のすばらしさに酔った山行となった。
反省としてあまり人が入っていないので、無謀な行動を慎まなければならないと思った。

トップメニューへ

inserted by FC2 system