愛知川
        (三重・滋賀)

ECHIKAWA

2004年7月19日 晴れ 夫と二人

朝明P8:00〜白滝谷出合(10:15〜10:30)〜広沢(12:00〜13:00)〜タケ谷出合(14:30〜15:00)〜根の平峠15:20〜P16:00

暑い日になりそうで川に行く。朝明の駐車場は車が多かった。伊勢谷小屋付近では緑の目に黒と黄のストライプの大きなオニヤンマが飛んでいた。
ハト峰手前はいつもながら蒸し暑い。ハト峰では駐車場で見た犬山の親子がいた。彼らは林道から来たらしい。お父さんが学生時代ワンダーフォーゲルで活躍したとのことでイモリをひっくり返し調べたりしていた。川では泳ぐと言っていた。
ヘルメットをゴムカバーでつけた人に追い越される。この人は川では自分で作ったという草鞋をはいていた。滑らないという。
白滝谷出合に着くと思ったより水が少なく穏やかだった。
渓流靴に替え、渓流靴下の上にスパッツもつける。
熱中症を避けるため、首筋に日が当たらないようにヘルメットの下に大きいバンダナを巻く。
又なるべく日影を行くようにして、いつも冷えすぎるので川にも余り入らないようにした。
そして水分と塩分を十分取る為にお茶だけでなくスポーツ飲料水、アミノ酸ゼリー。
塩分は梅干を口に入れながら行く。


天狗滝の左はやはり緊張してロープを持って上がった。滑り台の岩のすぐ下のロープは下りるところの足場が流されてなくなっていた。
左岸に行ってかたぐるま。七条淵もかたぐるま。広沢の手前が深くなっていて左岸に高まく。
広沢ではテントをはった若者等がいた。
下から一緒だった親子が水をかけあったりして楽しげに追い越していく。我々が高巻いたところは泳いできたらしい。彼らはスニーカーだった。
珍しい紫のあげはちょうがひらひら舞っている。ミヤマカラスアゲハか?
行きに朝明で会った四日市のYさんら六人が広沢から入って川で泳いでいた。



大瀞の手前も右岸に巻いた。私にはないことだが、暑くて時々わざわざ深い所に行った。気持ちいい。
タケ谷手前に小さな滝があり、いつもは行かないが今日はじめて水をかぶりながら上がった。冷たーい。
タケ谷に着いたら、六人ほどの登山者が「マムシ」に驚いていた。
着替えているとYさんらがさらに上流の上水晶へ行った。
彼らは滑らないという渓流タビをはいていた。
タケ谷でいつもアブやヘビに出くわすのに今日は一匹もいなかった。
又、いつも足が冷えるのにスパッツがよかったのか外気温が高いからか今日は冷えも感じなかった。
川を歩いている四時間ほどは水と戯れ、次々現れる岩と遊び、エメラルドグリーンの淵や瀞を遡行するまったくの別天地。
涼しげなヒグラシの大合唱に包まれて、下界の暑さを忘れてしまうこの美しい愛知川。
去年は冷夏で一回遡行しただけだが、今年は猛暑らしいので涼しいこの川に何度も足を運ぶことになりそうだ。


         トップメニューへ
inserted by FC2 system