御在所岳
    1212m
(三重)


2005年4月3日 小雨のちくもり 本谷から中道

天気予報は昼から崩れところにより雷とか。
スカイライン駐車場に車を置く。ほかに車なし。駐車場の木の枝についた雨粒が綺麗。ウグイスの声を聞きながら小雨の中を歩き出す。
久しぶりに本谷を行く。雪解け水が多い。二月の大雪に来てからだからほんと久しぶり。
登山口から少し上の右岸高い所にバイカオウレンが咲いていた。

不動の滝に虹がかかった。いつも陰気な感じなのに朝の光に綺麗に輝いている。
大黒滝下から少し残雪がある。水が少なく氷がないとなんでもない滝。



ミソサザイの長いさえずりが谷に響き渡る。澄み切った美しいさえずり。今年も聞けてうれしい。
大雪の日点検道まで上がった所も全く雪がない。くぐり岩下に木が倒れ落ちていた。崖の右上を見るとそこにまだ今にも落ちそうな木がある。危ないので急いで通過。
くぐリ岩から残雪が多い。夫は体重がかかって何度も嵌る。なるべく右岸の岩を行く。苔が生き生きして薄緑になった。谷にはもやがかかる。パックリ口をあけたクレバスなど残雪が何箇所かある。嵌り込んだら怖いな。
「あった。」鉄塔を越えはしごを上ると左側に今季第一号のタテヤマリンドウが咲いていた。淡いブルー。
Mさんが掲示板に書き込んでくれたのでどこかなと楽しみにしていたのだ。
ここもロープウエイ終点もすっかり雪が消え笹が起きてズボンがずぶ濡れ。


帰りテラスやキレットでガスが湧き上がる。ガスが流れるのは一瞬だった。
登山口あたりにショウジョウバカマ。
温泉街への道でキブシ。薄黄色の小さな花が細長く垂れて舞妓さんのかんざしのよう。まだまだ小さい蕾が可憐にゆれていた。


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