御在所岳
    1212m
(三重)


2005年5月28日 

旧料金所P7:15〜(中道)〜朝陽台〜望湖台〜武平峠11:00〜P12:00



ジャケツイバラの黄色い花。マメ科の花で藤の様。スカイライン土砂崩れ工事現場の信号で見つける。あの高さだけに咲くらしい。登山道では見かけない。
鎌ケ岳山頂がシロヤシオで白い。登山口あたりからすぐわかるほど。
前からもみの木と思っていたのは「栂」つがの木。白い芽が出ている。

白いアブラ躑躅も蕾。
地蔵岩少し上でサラサドウダンが咲いている。離れて見ると枝が花でベージュに見える。目立たない。
私はなかなか岩に取り付けない。なんとか上がった。頭には足を押しつけて上がる。
あそうだった。中又の一番上の落ちそうな岩と前尾根のヤグラ下の二つ岩も見えるんだった。見えた。やっぱりここからの眺めは最高だった。
次からこの岩を見ることを目標にしよう。そうしたらきっと諦めない。甘えていられないだろうし・・・何度もやるしかない。


コアジサイも咲きそう。小さい緑色の蕾がついている。ササユリの葉と蕾も多い。今年はササユリもすごいかも?チゴユリも可憐。
富士見尾根下あたりからシロヤシオが満開。まるで山桜みたい。お花見気分。ほのかに甘い香りがする。
ドングリのミズナラの木も多い。黄色の房のような花をつけている。葉が緑のもの、山頂では葉脈が茶色のがあった。
ヤシオ尾根山頂が真白い。
富士見岩から見ると国見尾根西面が真っ白。釈迦岳の手前猫岳あたりも白い。多分シロヤシオ。これはすごいことになっている。鈴鹿の山がどこもかしこもシロヤシオで白く埋め尽くされている。こんなに花が多いのは珍しいようだ。

山頂はベニドウダン、サラサドウダンの蕾が多くなる。ササユリの蕾も多い。このあたり、去年は少なかったけど・・・
朝陽台週辺のシロヤシオの木は花でほとんど真っ白。葉はわずかしかない。本当に満開の山桜みたいに見える。


望湖台に行く。雨乞岳手前のシャクナゲ尾根はまだ少し花が残ってる。黒谷近くらしい。
御岳神社の周辺も一面にシロヤシオ。
犬返しの剣も御所平も宮指路岳もここからはっきり見えた。



ザックを背負ったまま、天指し岩に乗る。ここからながめる鎌ケ岳は最高にいい。降りるのが怖くて何度もためらってやっと跳び下りた。
峠道中ほどでベニドウダン、サラサドウダンが咲いている。花が山頂の蕾の何倍もある。今咲き出したばかり。ここは南斜面で日当たりがいいから。
少し手前で左ひざ上の筋が伸びたみたい。なんとなく違和感がある。少し痛い。
ここで小休止。シップを探すが見つからず、筋肉の張りがあるときに飲む薬芍薬甘草湯を飲む。
峠手前もベニドウダンやサラサドウダンが多かった。
たいした事ないので鎌ケ岳へ行こうと思えば行けるけど・・・
大事をとって武平峠から降りることにする。


華やかなタニウツギがあちこちに。
三ツ口ダムに下りる。ダムの水が緑色で透き通っている。湖面に逆さに写った山が美しい。川を渡るための飛び石あたりで軽く食事。
何気なく空を見上げるとそこにサラサドウダンが咲いている。スカートのすそがひらいたような花びら。縁取りも赤くかわいい。離れて木全体を見るとやはりベージュに見える。
けがの功名か?足が何とも無かったらこのサラサドウダンには会えなかった。


帰り菰野の庁舎で緑に包まれた初夏の雰囲気の山を仰ぐ。
膝上の筋肉の痛みはたいしたことなく、シップを数回張り替えて直った。


     トップメニューへ
inserted by FC2 system