御在所岳
     1212m
(三重)


2006年6月25日  小雨

旧料金所P7:00〜(中道)〜朝陽台〜望湖台〜(中道)〜P11:55

おばれ岩下の高所にササユリ数本。ザレ場のはどうかな?と見に行く。綺麗に開いて甘い香りが立ち込めていた。あたりにも蕾が数本。
先日見たキレット下の蕾も咲いた。こちらは淡いピンク。可愛い。
左手岩陰にタツナミソウの群落。濃い青がいい。
富士見岩上の遊歩道のはまだ蕾。
望湖台階段上のササユリは葉もつぼみも鹿に齧られたようでがっかりする。
アカモノを見つけた辺りで何やら赤い大きい蕾。初めてお目にかかる花。調べたらヤマオダマキらしい。上高地で見たことあるけど・・・。花が楽しみ。
雨が降りそうだからかアサギマダラもアキアカネもいない。観光客も少なくて静かな御在所岳山頂。
アジサイの植えられた石垣をケルンから登るとテンナンショウ?葉の模様が綺麗なので見に行く。



朝には気づかなかった岩棚あたりには黄色い小さい花、ガンピ。
そしてツルアリドウシ。この白い小さな花は花びらが毛皮みたいにふわふわ。
スカイライン道路沿いにはしっとり雨にぬれた青いアジサイ。水玉に見とれる。
   




2006年7月1日 くもり

旧料金所P7:00〜(中道)〜朝陽台〜望湖台〜武平峠〜P10:15

朝、駐車場に車は一台もない。明け方にすごい雨だったらしいが・・・。
岩棚下の岩。柔らかい靴で乗る。左足で乗れた。
今日も黒くてお尻が黄色く丸々したクマ蜂がよって来る。今年は御在所岳にスズメバチが多いらしい(新聞にでていた・・・。)から気をつけよう。
ササユリを見ながら行くが雨に打たれた花びらが痛々しい。岩棚の上で右の崖を見上げると一輪。すぐ上にも二輪。急な崖なので見るだけで素通り。
地蔵岩手前から見降ろす大地の広がりがいい。麦刈りが終わった田んぼはこげ茶色。稲作の田んぼは濃い緑。
岩が濡れているので地蔵岩へは行かない。雨の日の岩を平気で歩けるようになるにはやはり相当経験をつまなくては・・・。そして慎重でなくちゃ。(そそっかしい私には耳が痛い・・・。)
あたりにはコアジサイがしっとりと綺麗。
ザレ場のササユリ。
雨で花びらが散ったものと虫に喰われたもの。
キレット。
かかとを水平にすると「楽」。私は力が入って上げ過ぎ。いつも一番「楽」なようにする。
キレットの見える岩。
ピョンピョンと飛んで岩に乗る。
ナッツのようなアカヤシオの実、丸いシロモジの実。
富士見岩下の岩場。
クサリを持たずに歩く・・・。右、左、右足で飛び降りるようにすると出来た。初めて・・・。
上のテラス。
花が数えるほどしか咲かなかったシロヤシオ。実はほんのわずか。
少し上部のトラ綱から右へ入り、先週の岩の様子を見に行く。真っ直ぐ降りると見晴らしのいい大岩があった。
そこから前尾根と一壁上の岩が目に入る。そして先日歩いたその上の尾根を見上げる。
一壁からの岩と笹の登りは見るからに急。そして休憩岩。そこからは傾斜が緩やかだった。
富士見岩。
雲湧き上がる本谷。生き物の様に形を変える雲に魅了される。
遊歩道のササユリは蕾。ひたすら「ササユリ、ササユリ・・・。」と恋焦がれながら峠道への遊歩道を歩く。


リョウブの花がちらほら。そうそう先週見つけたヤマオダマキの花は咲いたかな?
確か冬に雪が多くてわかん降りした所・・・。見当たらない。よーく捜すと葉だけが残っていた。これもまた望湖台のササユリ同様美味しくて鹿に食べられたようだ。
真っ白い米粒のような花。アシビの少し大きいような・・・。見ればその木が多い。調べたらネジキ。幹がねじれているらしい。
期待したササユリは余り咲いていなかった。
小さいアブのような虫がいて背中を刺される。ちくっと痛かった。確か去年鎌ケ岳山頂で見た虫。
南方上空が暗くなってきた。今にも降りだしそう。


峠からスカイライン道へ降りる。このあたりはまだ白いウツギが咲き乱れていた。花盛り。標高が高いからか中道登山口より花が遅い。
楚々とした白い山アジサイがいい。控えめなこんな花が好き。
背が高い黄色のコウゾリナ、ハルジオン、ノイバラなどを見て歩く。花のつき方などの観察をしながら・・・。
スカイライン沿いにもネジキが多い。緑のまつぽっくりのようなクマシデの花穂も。そして夏らしい雰囲気のノリウツギ。アジサイの花の真ん中が盛り上がったような形が入道雲のようで面白い。
道路沿いの皐月やアジサイの鮮やかさにも目が覚める。


小さいツルアリドウシ。ダムの下で白いヤマボウシ。
赤や黄のキイチゴがあちこちに。食べてみたかったが「イヌの・・・がかかっているかも。」とあきらめる。
山の家前でシモツケソウかな?ちょっと違うような・・・。石段横には沙羅双樹の蕾。一つ二つほころびかけている。幹が木の根元から二またに分かれているのが特長らしい。
中道登山口のウツギは地面に花びらを散らして、おわん形のガクだけになっていた。

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