テストストン。
左端で練習。昨日指摘された左足の踵を意識する。しっかり伸ばして乗り切る。
何度も昇り降りしていると、登山学校の生徒が全員前尾根へ到着。リーダー、中くらい、新人と3人でグループが構成されているようだ。小柄な女性は「北鎌へ行く為。」とか言っている。3000m級アルプスの山を安全に通過するためのトレーニングが今日の岩登り。
霧のような雨で岩は濡れているのにクライミングシューズで大丈夫なんだろうか。次々と登っていってリタイヤする人はいない。今日の前尾根は大賑わい。
藤内沢。
川のよう。一壁一周、今日はやめておこう。
沢の濡れた岩でもよく見ると確実に乗れる一点がある。そこに乗るようにする。
枯れ枝の上のスラブ岩。
ヘッピリ腰にならず立って取り付けた。以前の私ならこんな日は怖くて泣いた。コウモリ滝の上は特に慎重に乗る。
そこからの藤内沢は木が生い茂って狭く歩きにくい。崩れた土砂でせき止められたり、岩が落ちていたりするし・・・。危ないから早く通過せねば・・・。
中ほどより上でサラサドウダン、ベニドウダン、イワカガミ。
三ルンゼ、アイスクライミングの岩から夏道へ。
ここの岩は乾いて気持ちいい。誰も歩いていないので脆くざらざら。
岩の隙間にコアブラ躑躅。白く小さい花はスズランのよう。小さくて目立たない米躑躅の蕾も。
遊歩道から峠道へ。
アカモノ一輪、もう終わったみたい。
ベニドウダンがぶどうみたいに大きくなっていた。
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