御在所岳
     1212m
(三重)


2007年6月24日 雨

P7:00〜(中道)〜朝陽台〜(中道)〜P10:30

傘をさしながら歩く。
雨にしっとり濡れたササユリ発見。淡いピンクが可愛い。綺麗でしばらく見とれる。光がないのでうまく撮れない。近くに山椒の香り。ササユリが負けてしまっている。

地蔵岩。
咲きかけ一輪。その後はまったく咲いてない。葉だけのものや蕾がついているものなど数本。
見ごろは来週かな?
今日の主役はコアジサイ。あちこちで淡い紫の花。この花も雨が良く似合う。
我々の後に4人、山頂へ。



雨が降り続く。午後の用事を考え、西穂から奥穂への雨の縦走気分で中道を降りる・・・。
テラスのある岩場。
スラブ岩の降り方を練習する。登りは随分慣れたが下りはイマイチ。
歩幅を小さくして重心を低くして体重移動。一歩ずつゆっくり丁寧に歩く。やや腰が入るというか残る感じになる。急ぐと前のめりになるので急がない。慎重に。
降りしきる雨の中、何度も登り降り。滑らないことがわかると濡れたスラブ岩降りも楽しくなってくるから不思議。
ザレ場でほんの一瞬、ガスが取れ山頂が顔を出した。雨はなお降り続いている。


朝のササユリに水玉がいっぱいついて綺麗。
彼女にとって今日の雨は過酷・・・。




2007年6月17日 くもり

P7:00〜(藤内沢)〜御在所〜鎌ケ岳〜(三ツ口谷)〜P14:00

昨日と打って変わって泣き出しそうな空。小雨が少し降ってガスっている。夫はカッパ上下。私はなし。
登山口はウツギの花が咲き乱れている。そして黄色のガンピの花も。裏道へ。
昨日見かけたアサギマダラはこんな日どこにいるのだろう。

藤内小屋前にギボウシ。
沢山の人は労山の登山学校生。Mとさんはいるかな?いたいた。きゃしゃな体なのにものすごくパワフル。新入生はほとんど中高年の女性。今日は前尾根らしい。
小屋のササユリが随分膨らんだ。
藤内沢入り口の岩は濡れている。


テストストン。
左端で練習。昨日指摘された左足の踵を意識する。しっかり伸ばして乗り切る。
何度も昇り降りしていると、登山学校の生徒が全員前尾根へ到着。リーダー、中くらい、新人と3人でグループが構成されているようだ。小柄な女性は「北鎌へ行く為。」とか言っている。3000m級アルプスの山を安全に通過するためのトレーニングが今日の岩登り。
霧のような雨で岩は濡れているのにクライミングシューズで大丈夫なんだろうか。次々と登っていってリタイヤする人はいない。今日の前尾根は大賑わい。

藤内沢。
川のよう。一壁一周、今日はやめておこう。
沢の濡れた岩でもよく見ると確実に乗れる一点がある。そこに乗るようにする。

枯れ枝の上のスラブ岩。
ヘッピリ腰にならず立って取り付けた。以前の私ならこんな日は怖くて泣いた。コウモリ滝の上は特に慎重に乗る。
そこからの藤内沢は木が生い茂って狭く歩きにくい。崩れた土砂でせき止められたり、岩が落ちていたりするし・・・。危ないから早く通過せねば・・・。
中ほどより上でサラサドウダン、ベニドウダン、イワカガミ。

三ルンゼ、アイスクライミングの岩から夏道へ。
ここの岩は乾いて気持ちいい。誰も歩いていないので脆くざらざら。
岩の隙間にコアブラ躑躅。白く小さい花はスズランのよう。小さくて目立たない米躑躅の蕾も。

遊歩道から峠道へ。
アカモノ一輪、もう終わったみたい。
ベニドウダンがぶどうみたいに大きくなっていた。


鎌ケ岳。
山頂はガスっている。リョウブが蕾をいっぱいつけはじめた。


三ツ口谷。
山の家手前でササユリ一輪。コアジサイは競って咲いている。来週あたり、中道や峠道でササユリに会えるかな?



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