御在所〜キララ峰

        1212m (三重)
GOZAISYO

2007年10月20日 晴れ

中道P7:15〜御在所〜望湖台〜武平〜鎌ケ岳〜岳峠〜キララ峰〜(稲森谷)〜湯の山〜P

久しぶりの中道。

地蔵岩。
又元へ戻ってしまって体が言う事をきかない。右足にも乗り切れない。十月末の岩の上、風は冷たく寒い。
「フエースばかりだと体の動きが覚えられない。」



御在所岳は少し紅葉が始まった。富士見岩下に来ると柔らかく色付いている。ヤシオや躑躅がオレンジ色やワイン色。
展望台。この青いメガホンは何だろう?


山頂公園は躑躅が赤い。この躑躅は白っぽい「がく」が残っているけどサラサドウダンかな?花の時は花だけしか見ていない。紅葉の時の今、葉だけでは何の花かわからないぼんやりさん・・・。
今年は台風が来ていないからか?色が鮮やか。枯れた様な茶色ではない。


御岳神社。
光が差し込んで来ていい色。


望湖台。
赤いミズナラの葉っぱが綺麗・・。
雨乞岳、手前に七人山、三人山。右に長い草原のイブネ。少し右下がりになってクラシ。
先日、あの草原の端から端まで歩いたのだろうか?
上水晶の尾根も色づきはじめたから、これから御在所の紅葉前線もどんどん降りていくのだろう。

記念碑。
笹が光って銀色。あずまやの躑躅もいい色・・・。春にシロヤシオが綺麗な尾根は、今紅葉に染まろうとしている。
峠道で振り返ると望湖台あたりもワイン色だ。シロモジの濃い黄色が鮮やか。

鎌ケ岳。
山頂直前の岩場や、大岩小岩に乗るのはもう普通のことになっている。風がきついので身を低くしたまま歩く。

イブネ、クラシの奥右に見える山は銚子が口。郡界尾根の草原、一番低く見えるのが本当の沢谷峠。

武平峠から鎌ケ岳への尾根道も色づき始めている。鎌ケ岳は北斜面の紅葉が美しい。影に紅葉した葉が浮き上がる。

南方に行くとすごい人なので通過する。
山頂から降り始めると鎌尾根も少しいい色。


岳峠。
見上げれば鎌ケ岳の岩の白と、その隙間の小さい木々の紅葉が対照的で綺麗。

風もなく人もいない峠。静かでいい。お日様に背を向けていたら、背中がポカポカしてきた。みずみずしい南水と甘いピオーネと熱いお茶が美味しい。至福の時・・・。
南に進むと生い茂った笹トンネル。何時の間にこうなったのかな?体を丸くして進む。
鎌尾根からの交差点で上を見上げる。黄葉が空いっぱい。綺麗。


白はげ。
ぱっと視野が開ける。この場所のこの瞬間のこの開放感がたまらない。紅葉が始まりかけた鎌ケ岳を見上げ、今から行く緑のキララ峰を見下ろす。こちらの紅葉は所々でまだちょっと早いようだ。岩に黄色の矢印テープが貼られていた。

三岳寺、キララ分岐点。
直進。ここから先へは二年前に一度歩いた。迷わずにちゃんと行けるかな?
足元を踏み外すと滑落しそうな箇所が数箇所。すぐには道がわからず捜して進んだ所も数箇所。一人だったら迷うよ・・・。
笹を手でかき分けて進んだり、崩れた斜面などを歩く。キララ山頂直前は笹がまったく消えて、苔におおわれる。イワカガミかイワウチワの葉が多い。

キララ峰。
二年ぶりの山頂。樹間に御在所、鎌ケ岳。石の上に乗って写真を撮る。ヒルを心配していたが今の所、被害はない。


キララ峰から稲森谷へ。
手前でつまずき転ぶ。以前はしょっちゅうだったが久しぶり・・・。
たしか二年前にも同じように、この辺りで転んだような気がする。
午後のこの時間、最も疲れてくる頃なんだろう。注意力も散漫になるし・・・。
稲森谷分岐まで戻って右折れ。しばらくトラバースしてから、道なき道を谷へ降りる。木にテープが巻いてある。
降りた稲森谷にはトリカブトが多い。狭い谷を沢沿いに降る。降りられない滝は右に高巻く。

二俣。
馬の背からの谷と合流する地点に丸木橋。さらに下流へ進むと徐々に川幅が広くなる。
アケボノソウが咲いていた。花びらが四枚だったり五枚だったり。
さらにとても広い砂浜のような所までくると、イノシシらしい新しい足跡。出会ったらちょっと怖い・・・。
いくつもの堰堤を越えて東海自然歩道へ。
遊歩道の階段、上り下りがきつい。橋やてすりがあって整備されているがあまり人は入ってない様子。

第四ダム。
少し降ると滝が見えてきた。


潜戸の滝。
川まで降りて正面へ。暗い廊下に白い滝。写真はうまく撮れない・・・。確か二年前も撮れなかった・・・。
そのまま川を歩いて登山道へ。
「マムシに注意」の看板にドキッとする。湯の山温泉バス停ヘ。
近道をしながら駐車場へ戻る。
御在所から鎌ケ岳、キララ峰とぐるり一周できて幸せ。二年ぶりの周回コース、紅葉はもう少し先のようだ。
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