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下から数人上がってきたのでトレースを崩さないように道を譲る。
奥俣やマイナスの滝下へは行かず、前尾根側の大岩からコオモリ滝へ降る。あっという間にフランケ下へ到着。ふとマイナスの滝を仰ぐとシリセード跡。きっと「水筒さん」。
雪が多いとめちゃくちゃ速くて楽しい。アイスバーンになっていないのでどこでも歩けてどこでも滑れる。
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廊下のような岩も今日は雪の階段。
藤内滝。
そしてなにより雪が多いと足元が安定する。大きくなったつらら前もクライムダウンで楽しく降りた。
前尾根テストストン。
一壁を見上げると中俣の氷が青くてでかい。そこへ若い人二人。「中俣はどうかと思って。」「スクリューで支点を取り、三ピッチくらい行くつもり・・・。」などと話し、上へ向った。
氷が下部にもしっかりついてきっと今季最高なんだろう。冷え込んでいるし氷はたっぷりあるし・・・。
あのほとんど垂直の氷壁を登るなんて、きっと御在所へ通ってる人の中で最高レベルの人!でも取り付きへ行くまでに時間がかかりそう・・・。
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今日はテストストンから滑れるよ!雪が多くて岩が隠れてしまったから。登山口まで一気にシリセード。「キャホー。」
アイゼンをはずしお茶にする。中俣を仰ぐが先ほどの若者はまだだ。ウサギの耳からも仰ぐがまだまだ。直登して行ったけど、日が暮れるのでは?と心配する・・・。
裏道から中道への通り抜け道には本谷のようにあちこち雪崩れ跡。
来週はもう弥生三月。寒さのピークが少し遅いような気がするけど・・・。冷え込んで氷ばくいっぱい、冬真っ只中の藤内沢だった。
温泉。
雪景色と降り続く雪を眺めながらぬくぬくあったまる。雪遊びで冷え切った体にはこの上なく有難い。温泉さまさま・・・。
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