御在所

        1212m (三重)
GOZAISYO

2009年1月2日 雪

P8:30〜(中道)〜朝陽台12:00〜(中道)〜登山口14:00

朝、いなべから見上げる雪化粧の鈴鹿は山頂だけベールを被っている。
グリーンホテル下あたりから道路に雪が出てきた。

先行の車があるのでそのタイヤ跡をたよりに進む。ホテルドマロニエ、蔵之助前もどうにか。一の谷茶屋からの急カーブが心配だったが問題なかった。駐車場は既に30cmの積雪。先行車の数人は長石谷から。
我々はこんな日はやはり中道から。小雪が降り続いている。スカイラインも既に30cm以上ある。
御在所の神様は準備万端。数ヶ月山を休んでいた私達にビッグなプレゼントをくださった。有難く頂戴します。
山にも雪にも即対応できない体。反応が遅い。でも7月の白出沢雪渓と、8月の小窓雪渓のお陰で足だけは雪の感覚を覚えていた。

岩棚で後ろから年配夫婦。道をあけるが「休むので。ラッセルお願いします。」もうここから引き返す様子。「彼らに追い越される・・・。」と頑張って歩いてきたのでちょっと拍子抜け。
地蔵岩上やキレット手前の吹き溜まりは腰まである。さくさくした少し重い雪。何処が道だかわからない。はまり込むと足がぬけない。

キレット到着。
鎌ケ岳が全景を見せている。釈迦岳山頂は雲の中。風が強くて吹き飛ばされそうだが、踏ん張って岩に立つ。ふかふか雪のついた岩壁を慎重に降りる。
凹角部手前の木の階段で若者が猛スピードでやってきた。道を譲る。

下のテラス。
北谷の広い川原は真っ白。もう少し上でも若者数人に道を譲る。譲ってばかりだ・・・。
富士見岩下の岩場を越えると吹き溜まりに先頭の若者が苦労している。雪が頭の上に落ちてきそうだ。ストックと手で雪をかき分けている。腕の力がすごい。他の人に譲る気配はなく、独占状態。ちょっと替わって欲しいけど気が弱いし、ずっと休んでいたので、直ぐバテそうで言えない・・・。




ザックもスパッツも黒ずくめの彼は、ガレ場も富士見岩も遊歩道も絶対譲ってなるものかと言う雰囲気で、足早に楽々行ってしまった。若いってすごい!あとの先頭集団四人もおつかれさまでした。お陰様で三時間ちょっとで山頂に到着しました。ありがとうございました。
朝陽台は1m以上の積雪。
大黒尾根から本谷へ降りようかと行って見る。広場横は既に腰くらいまでの深さではまりこむ。トレースはないし下りもラッセルでは相当時間がかかりそう。雪は降り続いているし、重いし・・・。
あきらめて降りも中道。


凹角部。
腰辺りまで吹き溜まった雪を押しのけて進み滑り降りる。キャホー超気持ちいい!
その後もトレース脇の新雪を駆け降りたり、はまりこんだりして雪まみれになる。
2009年の幕開け。雪たっぷりの御在所に大満足でした。

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