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人工の氷ばくが蒼く大きい。氷が青く見えるのはなぜだったかな？前に教えてもらったような気がするが・・・。
旧カモシカセンター前の広場で軽く食事。目の前の雪山でちびっ子がソリ遊び。そこへM野さんも本谷から到着。「鎌ケ岳へ行けるところまで行ってみよう。」と遊歩道を進む。踏まれていたのは望湖台までだった。その後の雪は一歩進むとはまり込み、また一歩ではまる。ワカンをつけるが付け方が違うようで（身についていない）すぐ外れた。
峠道手前到着。この雪では峠まで降りるのに数時間かかるだろう。その後の崩れたスカイラインも歩けるかどうか様子がわからないし・・・。時刻は既に１２時近い。明るいうちにはとても無理だと判断して本谷を降りることにする。明日は休みではないから・・・。
御岳神社の長者池あたりから望湖台を望む。雪庇尾根はできたかな？ |
昨日登った大黒尾根を今から降ろう。
トレースがあるのでめちゃくちゃ楽。突然赤いロープウエイと白い鉄塔、雪の纏わりついた大黒岩が目に飛び込んでくる。その美しさに思わず足を止める。その先の蒼い大地がこちらの山の白さとなんと対照的なこと・・・。
確か去年は雪が少なくて一度もこの尾根を上り下りしていない。そうそう私は雪のこの大黒尾根が好きだった。遅いけどここに来て気がつく。今日この尾根を歩けてよかった。
トラロープから本谷へ雪の階段を降る。昨日の登りと比べたら楽々。その後くぐり岩まで滑り降りる。あっという間、ものの五分。昨日の寒くて辛い二時間はなんだったのだろう・・・。
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横岩。
今日はピッケルを雪壁に差し込んで後ろ向きクライムダウンで慎重に。その後の滝上のクラック、夫が前向きで降りて足を滑らしそうになったので、ここも後ろ向きで。大黒滝下のバンドのような岩は中ほどをやはり後ろ向きに。一枚岩は左岸を。その後は谷をへつったり、流れを歩いたり。
いよいよ本日の核心部、不動滝横の林。
体重が増えた夫はここでも足を滑らしていた。私は木につかまりながら滑落しないように慎重に足を置く。枯れた木ではないかと揺すって確かめ、グサグサした雪も二三度踏んで、さらに落ち葉にも注意しながら・・・。難関通過！
本谷降り一時間。昨日の登りは７時間だったけど・・・。
本谷ではいつも中ほどからぐさぐさした雪なのに、なんと登山口までサクサク。結局今日もアイゼンは使わずじまい。
新年早々、三日連続で御在所のいい雪を楽しませてもらってラッキー。雪に魅せられている私としてはとても幸せな一年のスタートとなりました。
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