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小雨か霰?が降ってきた。カッパ上下を着る。
大黒尾根へ。
手前の急斜面ルートから。まったくの木登り状態。大黒岩すぐ下に出た。岩の左側をピョンピョンと行く前の人。(一つ間違えば本谷へ落ちるよ。)後ろの若い人は岩から岩へ飛び跳ねる。(私は怖くて行けないよ。)
目の前にある中道はまったくの岩尾根道。よく見れば前尾根と似ている・・・。
鎌ケ岳三ツ口と左俣の下にほんのちょこっと雪が残っている。今期、最後の雪だよね。たぶん三月に誰かが滑落した所・・・。
冬に朝陽台へ直登したルンゼも見上げる。雪があったから行けた!
広場。
御在所山頂雪もまだ残っている。草もち一個。よく似た色でウグイス餅と言うのもあるそうだけど・・・。ウグイス豆の粉から作るのかな?
望湖台。
先週は白くて綺麗だったそうだ。残念なことに赤福につられ道草、途中で帰ってしまった私・・・。
黒い雲が低く垂れ下がってきた。天気が崩れる兆候とか。今日は暗い望湖台・・・。
記念碑のタテヤマリンドウは咲こうかどうしようか迷っている。日の光や気温が十分でないと咲かないの?
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武平峠からの登り。
「ここが一番キツイ。」と列後ろへ下がるT尾さん。峠へ楽に降った後、登り返す時の辛さは誰も同じなんだ。たぶん降りと違う筋肉を使うからだろう。
朝顔のように巻いた花びらのタテヤマリンドウ一輪!ときどき、ショウジョウバカマの蕾や、艶々したワイン色のイワカガミの葉に見とれる。彼女等に励まされて元気になる・・。
二段の雪壁手前あたりではバイカオウレンの蕾。ここのはまだ咲きはじめたばかりで可憐・・・。
源頭部から見下ろせば三ツ口谷の雪がちょこっと残っている。既に、先週Tさんらはその残雪遊びを終わったそうだ。頭上に、崩れたばかりらしい赤茶色のガレが目に飛び込んできた。やはり源頭部は危ないよ。
鎌ケ岳。
大岩へ。スラブ岩が乾いて超気持ちいい。小岩には立てるよ。風がなくて最高だ!
南へ行った人達がこちらに戻ってきた。連なった蒼い山が美しい。琵琶湖彼方の京都の山々や?雨乞岳を前にランチタイム。
皆でOさんの「Sッポロ一番」「きのこ入り蕎麦」3分待って・・・。「いただきます。」全員口を揃えて「美味しい!」なぜかOさんのお店限定販売らしい。
T尾さんへのお祝いがなんにもなくて、チョコとデコポンで・・・。(聞いていればケーキでも持ってきたけど・・・。)質素でごめんなさい。
なんか今日も体重が増えていそうで怖い・・・。
「やはり、あの雪歩きたい!」という私の希望で、降りは三ツ口源頭部から。
残雪は硬かった。皆うまく滑り降りたのに、私はこけました!
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その後は巻き道でなく、そのまま以前の谷道を。日陰尾根からの崩壊場所を見上げる。土砂で洗われた白い谷。さらにもう少し下でも崩れていた。
御在所でも、鎌ケ岳の登りでも目に付いたスズカカンアオイ?の葉。どの葉も何かに齧られたように穴があいている。ギフチョウが好きらしいけど・・・。「確か花が茶色で目だたないはず。」と言っていたらその花に会えました。ちょっと花と思えない花。
イワウチワは見当たらない・・・。
ダム湖ではマンサクが満開。
そしてコブシ!
猫の尻尾の毛皮を脱いで、白い蕾が顔を出していた。いつもながら気ままに、皆あちこち向いて・・・。
スカイラインに出る手前で再びスズカカンアオイ?の花。
世界一大きい花ラフレシア?に似ているとお二人さん。その花のことをよく知らなかった私。調べたらそっくり。ちょっと怖いような雰囲気まで似ている。この花を見る時は「花は綺麗!」というイメージを捨ててからでないと・・・。
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