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2009年7月31日 くもり
P〜(スカイライン〜裏道)〜P7P6〜(裏道〜中道)〜P
朝、鈴鹿の山に滝雲。石ぐれ峠と治田峠?あたりかな。蒼い山に纏わりついた白い雲に見とれる。この雲は天候が悪くなる前兆だろうか?
一壁に行ってみよう。先週、転げ落ちた一ルンゼの登り口に石が積み上げられていた。どなたかしらないけどありがたい・・・。
目の前の国見尾根にもリョウブが多い。壁は中ほどから下が雨に濡れて滑りそう。あきらめて前尾根へ移動する。
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P7。
テラスは狭いので確保を丸岩横でするそうだ。そこまで一気に登る。丸岩は、藤内側へ体を振る。ここからコンテで。
P6。
フエースの上り始めで、トップさんは右岩に右手をプッシングしている。真似てみよう。二つ目の難関を突破したところで予備のカラビナが落ちた!拾いに行かなくては・・・。
辺りは暗くなって、藤内の空は今にも泣き出しそう。天候が悪いと、不安になってなる。「もう今日はここまで。」
巻き道を降りてP6下へ。藤内側の崖に落ちているのが見える。ちょっと急斜面なので木の根に確保をとって拾う。その後、P7を懸垂するというが、そこへ降るのが危ない。
あきらめて巻き道から下のテストストンへ。デージーチェーンやプルジックの長さを替えたり、ルベルソの使い方を考えながら降りたりする。もっとも事故が多いという懸垂。自分達で練習するのは、これがはじめてだった。
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谷から勢いよく霧が上がって来た。あたりは何にも見えない。一度、北谷の河原を歩いてみよう。それはピョンピョンと楽しい岩歩き。ウサギの耳あたりから振りかえると真後ろに前尾根が聳えていた。
小屋まで降りると、今日初めての登山者に会う。遠路、奈良から見えたという家族づれ。北アルプス八方池へ行く予定を天候不順であきらめ御在所へ。ちょっと残念だけど、夏休みの思い出はここで。毎日雨ばかりで、子供たちも本当に夏空が恋しいことだろう。
午後から崩れるという予報どおり、やはり雨が降り出した。ポツポツ・・・。
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懸垂下降でつかう捨て縄などを買いに山の店へ。ついでに山岳保険のパンフレットももらってこよう。
先日、転げ落ちて改めて事故とか怪我のことを考えさせられた。もちろん気をつけて歩いてはいるが予期せぬ事態は起こりうる。
オッチョコチョイな私は岩場へ行く前後にも注意が必要だし・・・。もし自力で歩けなかったら大変だ!
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