御在所

        1212m (三重)
GOZAISYO

2009年11月14日 くもりのちときどきはれ

P9:15〜(中道)〜朝陽台11:00〜(一の谷)〜大黒岩(11:40〜12:00)〜P13:00

大雨の予報。ほとんどあきらめていたが小降りになったのででかける。青滝トンネルまでくると温泉街や裏道登山口あたりが綺麗。さすがに車は一台もない。

旧料金所には一台停まっていた。傍で若い人等がストレッチをしている。車から降りるとモミジとミズナラが黄葉して明るい。とても華やか。いつもより二時間遅く出発。

今日は登山口辺り、山の家前が綺麗。普段、目にもとまらない木が美しい葉をつけていてハッとさせられる。米躑躅は地面を這うようにその小さい葉の一枚一枚をオレンジ色に彩っている。
足元にはたった今、枝から舞い降りた葉が敷き詰められている。落ち葉絨毯を歩くのはふかふかしてめちゃ気持良い!


白い鉄塔から上は霧に包まれている。強風のためか?ロープウエイも動いていない。めちゃくちゃ風がきつい。写真を撮ろうと岩に乗ると、そのまま北谷まで飛んでいってしまいそうになる。

雨は降ってないから合羽は脱いでもいいけど・・・。腕まくりして歩く。富士見岩末端あたりから霧の中に突入。あたりは白いばかり。すっかり葉が落ちて冬枯れた静かな世界だ。

ギャラリーへ行く。ロープウエイ乗り場には「今日の天気」「霧雨、気温8度、風速15m」とある。あれが風速15mの風!台風みたいだったが、冷たい北風ではなかった。おにぎり、紅茶で一息。リンゴ、柿。

観光客が数人上がって来て「風がきついのでロープウエイが何時止まるか心配。」と言っている。何も景色がないので直ぐ降りていった。天候が悪いと御在所の印象も良くないだろうな・・・。今度は晴れた日に来て下さい。

広場では早くも降雪機や圧雪車が登場。氷ばくの支柱もできていた。御在所は冬準備OK!「いつ雪降ってもいいよ。」と言っている。

今の今まで武平峠から降りようと思っていたが、天候が回復しそうにないので一の谷から降りることにする。


大黒岩へ寄り道。目の前の屏風の岩壁はちょこっと晩秋の風情を残していた。テラスから見ると大黒尾根の下、山の家あたりが金色だ。キララはオレンジ色。やっとロープウエイが普通に動き始めた。


一の谷。
どんどん傾斜が急になっていくような気がする。鎖や木につかまりながら慎重に降る。危ない岩場のトラバースにはしっかりしたロープが張りめぐらされていた。
足元には五葉松か?ハイマツか?茶色の松葉がいっぱい。手にとって調べると葉は五枚・・・。



山の家近くになると黄色や赤で空が明るい。本谷登山口も綺麗だ。「今日は荒れたのでこの辺りを散歩した。」という家族連れから「こんな日に、上はどうだった?」と聞かれる。風がきついというと「危ないことはしないのでやめてよかった。」とホッとしていた。

落ち葉で石の階段が埋もれている。ここにも秋がいっぱい。



青空が広がってきた。モミジが真っ赤に光り、シロモジは金色!綺麗・・・。光があるとないでは大違い。お日様はなんでも輝かせる魔法つかいだ。その美しさに見惚れる・・・。



思ったよりはやく雨があがったからか?駐車場は紅葉を見に来た車でいっぱいになっていた。やっぱり今日も来てよかった!綺麗な御在所に会えたから・・・。

この後、遠回りして、宮妻峡と小岐須渓谷の紅葉を見に行くことに・・・。


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