１２１２ｍ　（三重）

２０１０年２月６日　小雪 P７：２０〜（中道）〜朝陽台９：５５〜（中道）〜P１１：２０ 天候が悪いので山を休もうと思っていたが、送ってもらって迎えに来てもらうことに。谷に落とされたライオンの子供は必死に駆け上がるしかない・・・。 家を出る時から小雪が舞っている。千草あたりは空が明るい。湯の山温泉バス停からは雪道。蔵之助からは雪が多くなる。二台ほどタイヤの跡があるけど・・・。駅から？歩いている人がいる。足取りが軽やか。 駐車場には、早やT尾さんが到着していた。もう一台さんは本谷へ行くと言っている。 先週はインフルエンザで休んだので二週間ぶり。今日は用事があるから１０時までの行動。行ける所まで行こう。 あまり気乗りしなかったのに、スカイラインのふかふか新雪に迎えられると、グンと気分がよくなった。「やったー。」二週間前と同じ粉雪。 新雪ラッセル。誰も歩いていない雪道を行く。降ったばかりの雪なので、何度もおっとっとと滑る。 キレット。 強風に吹き飛ばされそうなので本谷側から降る。足も体も重いので下から来た人に追い越される。先ほど温泉街を歩いていた若い方だ。フットワークが軽い。 今日はタイルの目地が深い。この辺からサクサクした雪。上のテラスからは雪の下に氷も出てくる。一瞬、国見尾根に光が差し込んだ。 富士見岩。 やっと到着。青空がのぞく。振り返ると白い大地が広がっていた。空から見たら、きっと真っ白の日本列島。雪景色ってなんて素敵なんでしょう。 朝陽台。 「ぴったり１０時。予定どおり。」　T尾さんのおかげでここまで登れました。ありがとうございました。チョコレート入りのパンをいただく。止まると体が冷えてきた。もう降りよう。 先行の方は格好いいカメラであちこち写真撮影に夢中。 新雪の降りは超気持ちいい。いつもはすぐべたべたするのにサクサクのまま！あちこち新雪求めて雪まみれになる・・・。これは御在所最高の雪！ 富士見岩末端の岩場。 霰が降ってきた。丸い雪の粒がはっきりわかる。 本谷へ行った人が「雪が深くて・・・。」と中道を登って来た。アイゼンをつけているが今日みたいな粉雪では時間がかかるよね。 数分前に何人か登って行ったはずなのにトレースはほとんど消えている。「犬は喜び・・・。」の心境であちこちの雪を駆けまわる。 暗い冬空に、地蔵岩も、おばれ岩も雪を纏って、静かに佇んでいるばかり・・・。 おまけは、スカイラインの雪。道路は朝以上に真っ白ふかふか絨毯。つま先でその軽い新雪を蹴って駐車場にたどりつく。今日、歩いたのは雪と岩。土を歩いていない！ 一日中、御在所の雪の中に居られてハッピーでした。それも上質のしっとりさらさらサクサク粉雪！めったにお目にかかれない最高の雪。 谷から駆けあがったライオンの子供は、落とされたことも忘れて大はしゃぎでした・・・。