|
2010年5月30日 くもり
P7:00〜(中道)〜朝陽台〜望湖台〜(中道)〜P12:40
山頂からガスが湧きあがっている。格好いい。
ツクバネウツギ、タンナサワフタギ、ビックリするほどの数の松の花。
スズランみたいなコアブラツツジの蕾。
おばれ岩、地蔵岩あたりでヤシオの葉が美しい。茶色の縁取りが可愛いらしさを強調している。縁取りがないのもまたいい。
|
富士見尾根の岩場。
ガスッて幻想的。テラスのシロヤシオが咲きだしていた。花数が少ない。
富士見岩直下のガレ。
ここはイワカガミが咲きだしたばかり。御在所で一番寒いんだろう。
富士見岩。
ガスッて何も見えない。気温が低いからかヤシオはまだ松葉みたい。
チゴユリの小さい花や、ササユリの葉、イチヨウランの葉も見つける。
|
朝陽台のシロヤシオにもあまり花がついてない。
そり広場あたりでやっと花らしい花に出会う。霧が流れて、気温が低い。冬みたいに手がかじかんで来た。
今年は四月が冷え込んで、五月の今も気温が低い。咲きたくても咲けないシロヤシオ・・・
|
記念碑への三叉路でI井さん夫婦。冬眠から目覚めたばかりなので、ロープウエイできて山頂を散策、この後、スキー場を歩くそうだ。日頃はプールで足を鍛えているとか。「まだ山をあきらめていないよ」と意欲満々。
望湖台。
シャクナゲが満開。みどりの上水晶の尾根に日が射してきた。綺麗だ。目の前で、光とみどりの峰が織りなす自然のショーが繰り広げられる。時々雲が邪魔をして主役が交代する。どれだけ見ていても飽きることがない美しい山。
風もなく穏やか。大気は爽やか。おにぎりとパンを頬張りながら、所々に顔を出しているシャクナゲやシロヤシオに目をやる。気分は最高。ずっとここにいたい。ゆったりまったりする・・・
|
|
そろそろ降りよう。数人の観光客に混じって私もスキー場を歩く。リフトに乗った人々が「寒い寒い」と騒いでいる。本当に気温が低い。
富士見岩。
朝はガスっていたが、鎌ヶ岳まで望める。みどりの衣装を纏った御在所を見上げ、黄金色の大地を見下ろす。
|
上のテラスで、Takaさん。今日の花はタテヤマリンドウ、タニウツギ、シロヤシオだそうです。
朝は開いていた鎖場のリンドウが皆固く窄んでいた。気温が低いからか、雨が来ると感じたのか?厳しい自然界で生きる花に潜む敏い力を改めて知った。私のように、ぼんやりはしていない。
コアジサイの蕾が多い。来週あたり咲くかも・・・教えてもらったのに、おばれ岩下のタニウツギを見つけられなかった。
|
登山口あたりでは、楓の逞しい若葉に光が差して、御在所の裾模様をより濃いみどりに彩っていた。
帰りにいなべ両ケ池近くで寄り道。水辺の菖蒲の蒼にも魅せられる・・・
|
|