御在所 

       1212 (三重)
2010年5月30日 くもり

P7:00〜(中道)〜朝陽台〜望湖台〜(中道)〜P12:40

山頂からガスが湧きあがっている。格好いい。
ツクバネウツギ、タンナサワフタギ、ビックリするほどの数の松の花。
スズランみたいなコアブラツツジの蕾。

おばれ岩、地蔵岩あたりでヤシオの葉が美しい。茶色の縁取りが可愛いらしさを強調している。縁取りがないのもまたいい。



富士見尾根の岩場。
ガスッて幻想的。テラスのシロヤシオが咲きだしていた。花数が少ない。

富士見岩直下のガレ。
ここはイワカガミが咲きだしたばかり。御在所で一番寒いんだろう。

富士見岩。
ガスッて何も見えない。気温が低いからかヤシオはまだ松葉みたい。

チゴユリの小さい花や、ササユリの葉、イチヨウランの葉も見つける。


朝陽台のシロヤシオにもあまり花がついてない。

そり広場あたりでやっと花らしい花に出会う。霧が流れて、気温が低い。冬みたいに手がかじかんで来た。

今年は四月が冷え込んで、五月の今も気温が低い。咲きたくても咲けないシロヤシオ・・・


記念碑への三叉路でI井さん夫婦。冬眠から目覚めたばかりなので、ロープウエイできて山頂を散策、この後、スキー場を歩くそうだ。日頃はプールで足を鍛えているとか。「まだ山をあきらめていないよ」と意欲満々。

望湖台。
シャクナゲが満開。みどりの上水晶の尾根に日が射してきた。綺麗だ。目の前で、光とみどりの峰が織りなす自然のショーが繰り広げられる。時々雲が邪魔をして主役が交代する。どれだけ見ていても飽きることがない美しい山。

風もなく穏やか。大気は爽やか。おにぎりとパンを頬張りながら、所々に顔を出しているシャクナゲやシロヤシオに目をやる。気分は最高。ずっとここにいたい。ゆったりまったりする・・・


そろそろ降りよう。数人の観光客に混じって私もスキー場を歩く。リフトに乗った人々が「寒い寒い」と騒いでいる。本当に気温が低い。

富士見岩。
朝はガスっていたが、鎌ヶ岳まで望める。みどりの衣装を纏った御在所を見上げ、黄金色の大地を見下ろす。


上のテラスで、Takaさん。今日の花はタテヤマリンドウ、タニウツギ、シロヤシオだそうです。

朝は開いていた鎖場のリンドウが皆固く窄んでいた。気温が低いからか、雨が来ると感じたのか?厳しい自然界で生きる花に潜む敏い力を改めて知った。私のように、ぼんやりはしていない。

コアジサイの蕾が多い。来週あたり咲くかも・・・教えてもらったのに、おばれ岩下のタニウツギを見つけられなかった。


登山口あたりでは、楓の逞しい若葉に光が差して、御在所の裾模様をより濃いみどりに彩っていた。

帰りにいなべ両ケ池近くで寄り道。水辺の菖蒲の蒼にも魅せられる・・・

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