御在所 

       1212 (三重)
2010年9月4日 快晴

P8:30〜(中道)〜朝陽台10:30〜望湖台(11:00〜11:45)〜(中道)〜P13:20

2mほどに育った千草あたりのマコモは、少し枯れた。花らしきものは見当たらない。根っこ近くが膨らんでいる。この部分に実ができるのかな?不思議な植物・・・

今年は九月に入ってもまだ真夏みたい。そのせいか登山者の車が少ない。木漏れ日を浴びて中道を歩く。風がさらっとして、肌にまとわりつくような湿気は感じない。めちゃくちゃ涼しい。これは確かに秋風!

空はすっきり澄んで蒼い。ススキの穂が揺れてますます秋らしさをかもしだしている。天気がいいと気分が晴々する。


おばれ岩。
真っ赤になった赤とんぼが岩肌に数匹。
ときどき菰野菊、アキノキリンソウ・・・「小さい秋、見ーつけた」

富士見尾根。
見おろす大地は黄色絨毯。綺麗。
格好いい山ボーイさんが大勢。
白い岩壁と緑の木々と青空。こんな御在所は最高だ。よく見れば、空に三日月!この出会いに感激して、雅な気分で歩く。


富士見岩から朝陽台。
ススキが揺れている。木々もほんのちょっと色づいてワイン色!サラサドウダンかな?夏の緑と色づいた秋色の葉に見惚れる・・・


遊歩道から望む御嶽神社あたりもよく見れば所々秋の色。
高い空に舞っているのはトンビかな?翼の一部が白い。


望湖台。
遠く望む伊吹山にも秋が来ている。なんとなく茶色っぽい。琵琶湖が蒼い。
まだ岩ツバメがスイスイ飛んでいた。いつ帰るのかな?我が家の燕はもうとっくにいないのに・・・

谷からの風が超気持ちいい。山がくっきり美しい。下界とは10度ほども違うだろう。汗がすっと引いて行った。
特等席にどっかと腰をおろし、御在所の秋風に吹かれる。もう動きたくない。いつまでもここにいたい・・・


帰りの遊歩道は照り返しが暑い。雨傘を日傘にして歩く。

今日の御在所には、終わろうとしている夏と、始まったばかりの秋が同居していた。季節は、確実に、少しずつ移り変わろうとしている・・・


最終章はスカイライン沿いでキンミズヒキ。やっぱり秋!

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