御在所(藤内沢〜本谷) 

       1212 (三重)
2011年2月5日 くもり

P7:00〜(中道裏道バイパス)〜(裏道)〜藤内沢出合8:20〜(藤内沢)〜望湖台10:50〜御嶽神社11:10〜チビッ子広場(11:30〜12:00)〜(本谷)〜P13:25

Tさん、お久しぶりです。一ケ月前の風邪がまだすっきりしないとか。無理しないでください。

雪はしまっている、風がない、割に温か、新雪はなさそう。
「では、我々は藤内沢を登ります」

出合。
雪の量は、先週と変わらない。

中又の氷が蒼くデッカイ。モコモコと盛り上げっているのがわかる。2月1日にH谷さんがラッセルされて、藤内沢は、今一番雪質がいいと書かれていたがさてどうでしょう。


テストストンは雪に埋もれて何処にあるのかわからない。藤内滝左から巻く。


コオモリ滝。
マイナスの滝へはシリセード跡があるだけでトレースはない。はまり込んでちょっと登れない。


トレースを捜すと、滝を直登して大岩へと続いている。ここを登るのは二回目だ。今日の核心部?岩と氷と雪を登る。振り返るとほとんど垂直だった。

P4の岩場を見下ろすあたり、雪が固くなってきた。はまり込まないので気持ちいい。


ヤグラと同じ高さになるとさらに雪質がよくなってサクサク。

新雪がないので雪崩の心配がない。雪がしまって歩きやすいので、気分がいい。


三ルンゼ。
一人ロープを張り始めている。ガイドさんだった。少し左に張ろうとしている人等は手前の氷でクライミング練習。一本のアイゼン前爪が鋭い。スクリューハーケンなるものを氷にねじいれている。羽みたいな部分を軽く回して、いとも簡単に。空洞になっているので、内側から削った氷が出てくる。見ていると面白い。

傍では、ガイドさんの講習。氷から体が離れている。アイゼンで氷を捉えるのが綺麗。バイルの置き方も的確で見ていて気持ちいい。「次、足を何処に置いたらいいか考えながら細かく足を上げる」

上から人がどんどん降りて来て三ルンゼは満員だ。それで、中又へ行くという若い人数人と一緒に垂直雪壁を登る。先週も行ったそうだが、懸垂で降りると言っている。捨て縄を木の枝などにかけるのだろうか。ルートがないところをどう降りるのかな?下から取りつき点に行くのも時間がかかりそうだし・・・きっと懸垂の方が速く行動できるのだろう。


広場に行くと人工の氷ばくが大きい。こんなデッカイの初めて見るよ。そりやかまくらで遊ぶ子供たちの歓声で賑やか。


望湖台には、雪庇尾根ができていた。記念碑へ、雪原をどこでも歩く。

御嶽神社へ。
気温が上がってきたから?トレースをはずすと深くはまり込む。
スノーシュー親子はスイスイ。神社前に高く雪山ができた。なんと大権現の看板に手が届いた


本谷を降ろう。
ちょっと融け始めて、べたべたした雪。

くぐり岩はクライムダウンで。その下の谷の雪も融けてところどころ岩が見える。

大黒滝は雪融け水の音が聞こえる。

一枚岩、普通に前向きで。

小屋の近くまで戻るとあちこちにアンモナイト雪。雪崩れている!

今日も朝から一日中ずーっと雪を歩きました。靴が綺麗です。

駐車場にTさんの車はもうなかった。きっと早仕舞いだったのだろう。風邪直ったかな?

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