御在所 

       1212 (三重)
2011年3月6日 はれときどきくもり

P6:30〜(本谷)〜大黒岩8:50〜望湖台9:30〜(スキー場)〜朝陽台10:00〜(中道)〜P11:30

新しい登山届ポストができた。うっすら新雪がついた谷に降りる。


不動滝。
雪が多くなってきたので、手前の登山道でアイゼンを付ける。

一枚岩。
柔らかい雪が覆っている。一番滑りやすい状態なので巻き道へ。
又、大黒滝にツララができた。

くぐり岩。
この辺りから全くの雪山。ラッキー!岩と雪歩き。クラックに柔らかい雪が残っている。その残雪に足が滑って・・・ちょっとビビってしまうが、足を決め直して登る。ホッ。


氷すだれ。
一度融けた氷が、途中斜めになって凍っている。おもしろい。自然は、誰にも真似できない、そして今しかできない作品を創る、素晴らしい芸術家だ。次々目の前に氷のすだれが現れる・・・

ドンツキから大黒尾根へのトラバース道が雪に埋もれてさっぱりわからない。間違った所を登ろうとしている相方。少し上にトラロープを見つけ攀じ登る。


大黒岩。
雪を纏った鷹見岩と真白な鎌ヶ岳。美しい・・・


人工の氷ばく。
ガラス細工が朝日にキラキラ光ってる。



望湖台。
うさぎの足跡いっぱい。

林の中を膝あたりまで潜って、どこでも飛び跳ね、うさぎになる。ピョンピョン!


スキー場。
スキーが終わったので、上段は登山者の足跡いっぱい。ここは東斜面だから雪が融けてべたべたする。



下段は圧雪されて凍っている。ガリガリ、ジャリジャリ、固いシマシマ氷を歩く。



登山道を離れて、林の中を歩いてみる。雪面に差し込んだ光と木々の影が美しい、思わず立ち止まる。御在所北斜面だから、足元の雪は固くしまっている。こんなはまらない岩みたいな雪を歩くのが好き!


レーダー近くから、さらに林を歩いて行くと、富士見岩に出た。

富士見尾根は東斜面だから、べたべた雪。そのままガレにつなぐ。なぜか右足だけアイゼンにだんご雪。滑るし、高げたになる・・・

末端の岩稜帯でアイゼンをはずす。右足にアイゼンプレートがない!全く気がつかなかったけど、本谷で落としたのかな? プレートがないとだんごになる事を体験する。
以前はプレートがなかったらしいが、こんなだんご雪つけて、よく歩けたもんだ。めちゃ歩きにくかったよ!


夏のように、半袖Tシャツの若者さん数名。スニーカーの人もいる。若いってそういうことだね!エネルギーがありあまっている・・・

今朝、歩いた白い本谷を見上げる。日が射した入道岳も綺麗。

御在所のいろんな雪に出会った今日、登山口のマンサクは満開だった。

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