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2011年6月6日 晴れ
P7:15(中道)〜朝陽台9:50〜望湖台10:15〜(峠道)〜武平峠10:50〜鎌ヶ岳11:55〜武平峠12:50(峠道)〜御在所14:00〜(中道)〜P15:15
昨日休んだので、今日行かなくては。中道往復の予定なのでゆっくり花を楽しみながら歩こう。青空と緑、黄金色の大地が綺麗!ツクバネウツギ、タニウツギ、コアジサイ、コアブラツツジ、タンナサワフタギ、ベニドウダン・・・
岩棚でヤマツツジを撮っていると、声をかけられる。冬に何度かお会いした方だ。カドタ?の長い木製ピッケルを持った女性。A川さん。
そこから話をしながら一緒に行く。行きたい所に岩があるので、速く岩場を歩きたい。中道や本谷の岩でトレーニングして、剱岳北方稜線を自分の力で歩きたいそうだ。
若い頃の山岳会の思い出、つれあい、残りの人生など、話題がつきない。
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私の歩くルートが面白いらしく、「そんなとこ行くんですか?」と言って後からついて来た。「これからはこうやって岩に乗ります」
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上のテラスを超えて、ガレ場手前の崩れ落ちそうな土にイワカガミとタテヤマリンドウが満開。ここはいつも遅いから。
この上はベニドウダン、サラサドウダン、シロヤシオの饗宴・・・ミズナラ、シロモジのみどりが目にしみる!鮮やか。
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「鎌へ行きましょう」誘われてその気になる。記念碑から回って行くと、峠道で追いついた。
ローツエやK2が好きとか。偶然、ローツエに行く為富山県警をやめ、現在ガイドされている方と剣沢で出会って、その後ガイドをお願いしているとか。「出会った人が皆先生。色んな事を教えてくれる」
馬の背岩、鎌ヶ岳山頂直下の岩場も興味深々楽しそう。「片足で岩に立つ」「膝を伸ばす」「休まずゆっくり歩き続ける」・・・
私が教えてもらった全てを次の人につたえる。彼女は呪文のようにそのひとつひとつを唱えている。
峠道からは滋賀県から来たという男性数人と一緒に進む。「よく見かけますね」いつも単独行動の彼女は有名だった!
鎌ヶ岳山頂。
二つの岩に乗る。そこからのぞむ緑の御在所、なんて綺麗なの!賑やかな山頂のひととき。
再び御在所へ。
山頂の岩場を御在所へと進む。冬にはよく降るが、無雪期にはあまりない。いつもと違う岩場のようでいい気分。
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峠からしばらくして掘割道に入る。頭上にも木がふさがって圧迫感がある。息苦しくてしんどい。御在所から鎌ヶ岳から御在所のルートでここが一番きつい。
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三ルンゼの大岩あたりのイワカガミ、リンドウを見に行く。多分御在所で一番遅い花。
中道を降り始めると、とたんに彼女の足が遅くなる。岩の降りが苦手らしい。「ゆっくり行くので先に行って下さい。北方稜線を自信を持って歩けるようになる為、中道の岩歩き頑張ります」 この降りが好きな私は、ここでお先に失礼する。
登山口ではカエデのブーメラン?面白い!スカイライン沿いではウツギの白い花が清楚だった・・・足は余り疲れていない!
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