鎌ヶ岳 

      1162m (三重)
2011年7月23日 はれ

P7:00〜(本谷)〜望湖台9:50〜鎌ヶ岳11:25〜(長石谷)〜P13:50

T尾さん、「Oさんからメール。急に休みが取れて、今日御在所来るかも」しばらく待ってみる。「よく見れば30日。来週じゃん」と気がついて出掛ける。

台風6号が通り過ぎたけど、花はどうなったかな?
谷には水が多い。岩も濡れてヌルヌルする。こんな岩は苦手。一枚岩も巻いて。バンドの様な岩は左端から。


乾いている、くぐり岩横岩は普通に。最近落ちて来た岩が怖いけど・・・

シモツケソウは台風にやられた。カキランはない。モウセンゴケは枯れた。キンコウカが少し残っていたが、ほとんど種になっていた。

山に咲く花の命は短くて・・・


大黒岩へ。
直登コースで。ミズナラに小さい実がいくつもついている。花はいつ咲いたのかな?ガスが湧き上がる。本谷と一の谷に別れて流れる霧はまるで生き物みたい。

「ゼリーを凍らせて、持ってくると融けて丁度食べごろ」冷たい!

しぜん学校。
トンボとりのあみが並んでいる。アキアカネだけでなく、御在所へは6種類ほどのトンボが来るようだ。

遊歩道には夏の花、ノリウツギ、リョウブ、オトギリソウ、キンレイカ・・・



望湖台へ。
記念碑の尾根はクリーム色のリョウブがいっぱい。谷はヒグラシ、エゾハルセミの大合唱。

武平峠。
ヒグラシが一斉に鳴いている。「それぞれが勝手に鳴くのではなくて、一匹が鳴くとそれを追いかけるように合唱する」とT尾さん。きっと、競いあって、自分が一番だと主張しているのだろう。子孫を残す為に必死だ!


鎌ヶ岳。
アキアカネが顔にぶつかるくらい飛んでいる。白い雲に写真を撮ってみよう。ゴミみたいに見えるのがトンボ。
羽が濡れて乾かしているのか?こんな態勢のもいる。リョウブの甘い香りがたちこめている。虫よけにハッカ油。よく効く。

若者三人さんにアイフォンで写真を頼まれる。ちょっと画面に触るだけで撮れるのでいつの間にか何枚にもなった。



長石谷。
水が多い。滝も迫力がある。細かくイワタバコの花をチエックする自然観察員さん。まだの様です。


長石谷、最後の降り口が増水して渡れません。T尾さんは、お仕事柄、放っておけないのでしょう。道普請でなくて、川普請。大きい石を運んで足場を造っています。

堰堤近くでセミを見つける。エゾハルセミか?ヒグラシか?透き通った羽がレースのように綺麗。


駐車場で椿の実。雪の季節に花を咲かせて、夏に実をつける。この花も逞しい。

夏の山には、たくさんの生物の命が輝いていました・・・

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