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２０１２年５月１２日 小雨のちくもり
Ｐ７：００〜（中道）〜朝陽台〜記念碑９：００〜（西尾根）〜尾根末端１０：００〜コクイ谷〜釜跡の平１１：２５〜沢谷峠〜いっぷく峠１１：５０〜スカイライン１２：００〜雨乞岳登山口１２：１０〜武平峠〜三ツ口谷ダム湖跡１２：３５〜Ｐ１３：００
６時４０分、もう駐車場は満車だった。少し下右手に一台だけのスペース。
Ｉ田さんに、「Ｋ谷の○○○○○ヤクを見たい」と話す。本谷へ行かれた。
我々は中道から。数珠つなぎの人、人・・・コシ○○○はまだあまり葉が出ていない。山頂はガスっている。そのガスの中に突入。霧雨だ。
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天気が回復しないから、もう裏道から降りようと話しながら朝陽台へ。すると、Ｍさんが手を振っている。本谷単独行デビューしたそうだ。やっぱり物心ついたときに山にいた人はレベルが違う、怖いものなし！すごーい！
そこへ、Ｉ田さん等も本谷から到着。はやっ！
先週、Ｏさんと西尾根へ行ったので、今日も行きたいというＭさん。西尾根経験者のお二人さんはもちろんＯＫ。そこへ我々も入れていただいて急きょ、５人グループ結成。
季節が一カ月以上戻って、四月初めの感じ。寒いのでカッパ上下を着こむ。手もかじかんで冷たいので冬の手袋。準備ＯＫ。
自己紹介をして、いざ西尾根へ。
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記念碑から出発します。
笹原には踏み跡があるが、何処でも歩いてあるので尾根を良く見る。
第一関門、望湖台からよく見える一本杉まで来た。望湖台や御嶽神社が背後に見える。
風が冷たい。寒くてまるで冬山だ。血流障害の相方は素手だけど大丈夫？低体温症になるよ。
Ｉ田さんは、地図とコンパスで細かく進路を決める。そのうち「皆さんの命がかかっているので」とＧＰＳも取り出して、ダブルで確認しながら進む。
第二関門、１０５５ｍのピークは平らな草原になっている。左に振りそうになるが、右に進む。テープが木に巻きつけられていた。
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赤テープ、赤い杭を目印に急斜面を降る。新緑の時期だから、少し遠くても赤いテープが目に入る。葉の生い茂った夏はわかりにくいかも・・・
右手に地獄谷上水晶谷をはさんで、国見岳が見えてきた。左手Ｋ谷側は今から芽吹く様子。淡い緑。
下から若い人が二人、登ってきた。この尾根を登る人がいる！「武平峠から来た」と言った。降るより、登る方がわかりやすいのかな？
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第三関門、１０００ｍのピーク。
なぜだかここも左に行きそうになるが、ほとんど直進。本当は緩やかに左に振っているようだ。
新緑に混じって、ミツバツツジが綺麗。足元にチゴユリ、ニシキゴロモ。
F田さんが「唐突にコクイ谷へ出るからね」と言った。
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先程の若い人の踏み跡がある。しばらくすると右手に上水晶からの登山道が見えた。なだらかに降って行くと、見覚えのある登山道へ出た。尾根にいた時間は約一時間。西尾根完歩。思ったほど時間もかかっていない。Ｋ谷へ出る最短コース？！
どこからかキビタキが来て、頭上でパタパタ飛び回っている。体は黄色。翼を広げて、まるでセミのよう。
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広場に出ると、白い花の蕾が見えてきた。たった一輪だけ開いていました。ラッキー！その後はほとんど蕾。雨も降っていたし、気温も低かったからね・・・
トリカブトの葉が多い。
前方で、Ｍさんが両手をあげている。「あちらは咲いているのかな？」と急いで行くと、なんと、Ｔさん！休憩も終わって、もう一度花を見にいくところだったとか。
やっぱりここでしたか？今日は表道から、地獄谷を降りて、こちらへ見えたそうです。
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たいして、お腹も空いていないので、我々も休まずＫ谷を遡行。前回の雨乞岳同様、山道を行く。
黒谷出合通過。
このあたりでシャクナゲ発見。でも随分高い所なので写真は無理。
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沢谷峠の滝下からクラ谷へ行こうとするが、滝に足場がない。岩が流されてしまったらしい。花もほとんど咲いてないからと、あきらめて戻る。
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釜跡の平。
ここで大休み。雨乞岳から数人降りてきた。武平峠からは雨乞岳へ向かうツアーらしき人達が大勢繋がっている。今からでかけて大丈夫？！私だったら歩けないので、人のことが心配になる。「行ける所まで行けば・・・」とＴさん。そうですね。
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沢谷峠。
さらにいっぷく峠からスカイラインへと降った。ここは二回目。
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１０分ほどスカイラインを歩いて、武平峠雨乞岳登山口へ。
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トンネルを抜けて、すぐ右手の山道に入る。数年前の集中豪雨以来歩いていない。何年ぶりだろう。山あじさい街道のあじさいはなかった。
Ｔさんとは、三ツ口谷出合で別れる。ありがとうございました。
堰堤下の水場で、孵ったばかりのナナフシがＭさんに懐いていた。大きさは２ｃｍくらい。たしかカマキリも一度にうじゃうじゃ生れるけど同じ仲間かな？
不思議な出会いがいくつも重なって、西尾根を初体験できました。○○○○○ヤクにも会えてよかったです。これも毎週御在所へ通っているお陰ですね。
皆さん、ありがとうございました。
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