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2012年7月8日 はれ
P6:45〜(中道〜キレットの見える岩〜中道)〜P9:40
いなべから、みどり一色の鈴鹿山脈を眺めながら山に向かう。竜ヶ岳の山頂付近だけ、ガスっている。
6:30分到着。既に満車状態。右奥に一台だけスペースがあった。
I田さん等は、今日も本谷へ。
先週、捻挫した左足はどうかな?普段の生活では、支障はないけど・・・
今日はテーピングしてのリハビリ。靴も捻挫する前に履いていたハイカットのLOWA。中道を行ける所まで行こう。
登山口のクモキリソウを捜すが、見当たらない。見たのは、2007年だけで、その後は一度もお目にかかっていない。御在所ではもう絶えたのか?オオバノトンボソウが伸びてきた。
滋賀県側は天気が悪そうだ。こちら三重県側は快晴。1000m以上はガスっている。
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おばれ岩。
一斉に鳴きだしたエゾハルゼミ。胸にズーンと響くような低音の大合唱に、耳も心も奪われて熱くなる。26度を感じて?どのセミもただひたすらメスを呼ぶ。命繋ぐために・・・
セミのメスも、鳥のようにしたたかに相手を選ぶのかな?
緑の谷に、ただセミの声だけが響き渡る。他には何もない。今、ここにいるのはセミと私だけ。めちゃ贅沢な時!
地蔵岩。
生き延びた○○ユリ一輪、やっと花を付けた。
ツルアリドウシの淡いピンクの花が可愛い。花びらは、毛むくじゃら!
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キレット。
セミの合唱は続いている。荒々しい岩を歩きながらセミの声に耳をかたむけると、穂高や剣岳にいるように錯覚する。ここが御在所でないような・・・。
ただ、セミ時雨に包まれて岩壁にいるだけのことなんだけど、それが心地いい。全身で夏を感じる・・・
又、グジッて、捻挫しそうで自然に左足をかばう。後ろの方まで痛くなってきた。これじゃ上まで行けそうにないってことで、降ります。
相方は一人で、鎌ヶ岳しらはげから長石谷へ。
鎌尾根のササユリ綺麗だろうな・・・残念だけど、今日は会えません。
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温泉は10時から。降りで、又捻挫ってことのないように、のんびり行こう。岩に遊んでもらいながら・・・
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岩棚。
山は緑。麦秋が終わった大地も緑一色。そして青空。これ以上、何もいらない・・・
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山肌をぬぐうようにガスが降りてくる。頭の上をめちゃくちゃ速いスピードで伊勢湾へと流れて行く。岩にもたれて、のんびり流れる雲を見つめる。ゆったりまったり・・・
雲の中から、ゴンドラが現れる。まるで空から降ってくるみたい・・・
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風は爽やか。梅雨時とは思えない。夏の空と雲と山と大地を、飽かずに見つめ続ける・・・もうずっとここにいたい気分。
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華やかな雰囲気の山ガールや、幼児を連れた家族連れが次々登って来る。皆、楽しそう。
ゴンドラの見える岩。
緑のマツポックリが鈴なり。松は、しっかり実をつけた。
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オオバノトンボソウ。
蕾が膨らんだ。横に伸びる花はオタマジャクシが泳いでいるみたいなんですが・・・来週くらいかな?
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登山口。
山頂の雲が取れて、夏の御在所がすっくと聳えた!やっぱり、夏の緑の山はいい。若々しくて生き生きして・・・
相方の行動。
長石谷登山口12:00着。武平峠と鎌ヶ岳山頂で小休止。ひたすら歩いたようです。ただせかせかと・・・
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