御在所 

      1212m (三重)
2013年4月13日 晴れ

P〜(中道)〜朝陽台〜望湖台〜武平峠〜鎌ヶ岳〜(長石谷)〜P

希望荘あたり、ヤマザクラの淡いピンクが山を彩って、綺麗。
風もなく穏やか。山歩き日和。
スカイライン裏道登山口付近で、ミツバツツジ。
旧料金所跡の駐車場は閉鎖していた。少し、戻ってよくカモシカにあう曲がり角に停める。
車を降りるとめちゃくちゃ寒い。ひんやりなど、生易しいものではなく、雪渓の傍にいるような寒さだ。今季の冬は、山を休んでいたので寒さに過敏なのかな?やっぱり里と山では気温も違うよ・・・いろいろ考えながら歩きはじめる。登山口近くで、その理由がわかった。見上げる御在所は白いベールを纏っていた!薄化粧しているのです。その冷気が裾野に降りて冷蔵庫の中にいるようなものだったのです・・・
さすが、御在所の神様。綺麗な山を見せていただいてありがとうございます。

ロープウエイの見える岩。
登山口からちらほらアカヤシオが咲きはじめ コブシの蕾も多い。こちらはなぜか茶色っぽい。今朝の雪に痛めつけられたらしい。

北谷テラス。
登山道わきに雪が出てきた。昨夜降った雪。今日、雪に会えると思っていなかったのでラッキー!上のテラスに誰か?服装の色から、Tさんのようです。手を振ったけどわからないよね。

上のテラス。
この辺りは完全に雪山。今季の雪を知らない我々にとっては願ってもないこと。ルンルン、岩と雪と氷歩き!

朝陽台。
陽のあたる所は融けているが、北斜面は、樹氷や、霧氷で綺麗。

遊歩道。
凍って滑る!路肩を歩いて、そり広場へ。ここも雪たっぷり。ザクザクとザラメ雪を歩く。案内板には雪の塊がついている。真冬みたい。

望湖台。
御嶽神社の北面も白く輝いて綺麗。記念碑の尾根も美しい。望湖台から振り返ると、三角点の国見側の樹氷も綺麗。

あずまや。
タテヤマリンドウは?蕾があちこちに。今朝は寒かったから、皆縮こまっている。やっと一輪みっけ。


武平峠。
Tさんが、待ってくれていました。
いつもこの登りがきつい。今日も、展望台で一息入れて、歩き続ける。

山頂直下の岩場。
雪解けで、あちこち岩がゆるんでいる。春は岩が崩れやすいので要注意。
チムニーは岩に足と手を押し付けて楽しく登る。後から登る先生の姿勢は綺麗。確実に片足に乗って体がまっすぐ。軸がぶれない。相手が岩でも氷でも雪でもそうするといいのだろう。私のように、上半身が前のめりになったり、腰が引けると、重心がずれて疲れるのだ。頭ではわかっているのに、いつもそうなる。前尾根のすべり台も上半身を岩から離して、腰をつけるともっとうまくいくのではないかと思ったりする。
頂上の岩に立って鳥になる。「やったー!」うす緑の春色御在所に向かって飛び立てそう!今日は風がない。気分は最高!でもそこで体を回転させるのはまだ怖かった・・・
祠から見降ろすと、ヤマザクラが宮妻の谷を淡いピンク色に彩っている。うす緑の山肌はまったくの春色。

長石谷。
岳峠から乾いた谷を降りる。いつも雨でぬるっとした岩を歩くことが多いので感じが違う。やはり乾いた岩は気持ちいい。
中ほどで、T尾さん等が登ってきた。
その後○○ウチワ登場。淡いピンクの花びらが可憐。そのほとんど白に近い淡い色に惹かれる・・・


○○サクラ、キブシ、シロモジ・・・
谷を流れる透明の緑の水にも魅せられる。明るい光と水との饗宴。流れる水音が心地いい。春って、光が溢れて、何もかもが輝いて、素晴らしいね!

降りた長石谷登山口は、萌えだした、うす緑の赤ちゃん葉が山肌を覆っていた。淡い春の色。白くて、柔らかなうす緑の世界に身を置く心地よさ・・・


最終章はミツバツツジ。足元にはスミレがいっぱい。
やっぱり春はいい。



2013年4月14日 くもり

蒼滝トンネルP〜(本谷)〜大黒岩〜そり広場〜(裏道)〜P

昨日の筋肉痛で、足がちょっときつい。ゆっくり行こう、久しぶりの本谷だから。

不動滝。
コブシが綺麗。急斜面を登りだすと、本谷のイワウチワ二輪。まだ蕾。
谷には、あちこちから落ちてきたらしい新しい岩がゴロゴロしている。怖っ。しばしば山側に巻いて進む。

一枚岩。
落ちてきた岩で、足場ができていた。

大黒滝。
氷も水もない。

潜り岩。
真中のルートを行く。ロープがつけられていた。情けないけど、足が思う所へ上がらない。手で足を持ちあげて置く。長休みしてたから・・・
このあたりも岩がゴロゴロ。今にも落ちてきそうで怖い。早く通過しよう。
手前、急斜面をはしご登りで大黒岩へ。
お餅、パン、バナナ、おにぎり。
一旦、一の谷新道へ降って、アゼリアへ。ちょこっと残雪歩き。


裏道へ。
そり広場の雪原を歩く。雪、GWまであるかな・・・

国見峠。
峠に出る手前で残雪。足にザクザク雪が心地いい。
若い人や家族連れが多い。裏道を降るのって、中道以上に急で危ない。

Y方さん。
何年ぶりかでお会いする。ずっと休んでいたけど再開したそうです。
以前、バスツアー遭難があった谷へ、間違って登った人がいた。一緒にいた仲間が見つけたからよかった。降るのに困っている・・・

藤内沢出合。
前尾根からはコールが聞こえてきた。一壁は寒いからか人がいない。
七ヶ月も休んだから、しっかり体力つけて、スリムにならないと、岩には行けない・・・

藤内小屋。
この時間でも、若い人が次々登って行く。

日向小屋。
新しい堰堤の向こうに小屋が建っていた。この辺りから、登山口まではイワウチワ。

スカイラインに出ると、湯の山温泉街のヤマザクラが目に飛び込んで来た。綺麗!
二日分の筋肉痛で足がガクガク・・・

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