御在所 

      1212m (三重)

2013年6月1日 くもりときどきはれ

P〜(中道)〜朝陽台〜武平峠〜鎌ヶ岳〜(長石尾根)〜P

天気は午後から降り坂。早めに行動しよう。
歩きはじめると、やっぱり足と体が重い。でも湿度が低くて、本谷からの爽やかな風が頬に心地いい。こんな日は気分がいいよ。

朝陽台。
ここの一本だけ、シロヤシオが満開。花びらも大きく美しい。やっぱり私は白い花が好き!今日の一番でした。
U田さん、Iさん、GWに雪崩のひどかった涸沢に今年も行かれたそうです。「天候がイマイチで、ザイテンは半分ほどで引き返した。北穂沢の雪質は良かった」  土産話をうらやましく聞きます・・・

しぜん学校。
10度。寒っ!サラサドウダン、ベニドウダンの花数が少ない。シャクナゲ同様、こちらも裏年かも。


武平峠。
余りの遅さにあきれて?相方が少し荷物を持ってくれた。何もしょってないみたい。かるーっ。これなら歩けるよ。体力、脚力、気力何もかも振り出しに戻った私に、「歩くしかない」と冷たい一言・・・


鎌ヶ岳。
水沢から来たというA川さん。昨年、三泊で憧れの北方稜線を歩いたそうだ。達成感に溢れていい顔です。山は、目標があると年齢に関係なく頑張れるからいいね。


長石尾根。
ずっと通して歩くのは久しぶり。弥一ヶ岳に看板が出来ていた。三ツ口谷からのみどりの風が通って気持ちいい。

今日は一日中、湿度が低く、とっても爽やかな御在所でした。




2013年6月8日 快晴

P〜(本谷)〜望湖台〜武平峠〜鎌ヶ岳〜(長石尾根)〜三口谷

スカイライン沿い、あちこちで白いウツギが揺れている。「夏はきぬ」もう御在所は夏です。 雲ひとつないめちゃくちゃいい天気。新しい駐車場からは御在所がドーンと聳えているのが望める、格好いい!

T尾さん、Tさんと、まずは花見・・・
山の家のナツツバキ、花芽がいっぱい。シロイトソウは終わりかけ。中道へ戻るのが面倒で、そのまま本谷へ。
いつもなら、山道へ回り込む所を岩登り。まだ岩が怖いのです、初心者ですのでよろしく。岩を抱きかかえたり、山靴をひねっていれたりするといいと教えられて進みます。

一枚岩。
上から、相方が、ロープがあるから、左に回り込むように言っている。長休みがあったし、高所恐怖症は直っていないし・・・怖いよと言いながら行ってみる。自然に腰や足に力が入ってへっぴり腰。でもここ初めて歩けたよと胸をなでおろしていると、Tさんは平坦な登山道を歩くように、涼しそうな顔で登ってきた。岩への足の吸いつき具合がクライミングシューズかと思うほどですが、スニーカーです。足元が雪でも岩でも氷でもどこでも普通に立つ。力みがない。いつも真似ようとしているけど、なかなかできない私・・・

大黒岩。
バンドのような所、へっぴリ腰で登れた。Tさんは、やっぱりここも力が抜けている・・・

潜り岩横岩。
以前は、真中から登っていた。今日は、ロープを頼りに左寄りをヒヤヒヤしながら・・・
目の前に何やら菖蒲のような葉と蕾!キンコウカ?

この辺りからは、タニウツギがいっぱい。

モウセンゴケ。
シモツケソウ、キイチゴの葉も。木々が生い茂ったので、谷が狭い感じ。
ハート形の葉っぱが可愛い。これはウメバチソウ。アルプスに咲く花が、御在所で見られるそうです。

一番上の岩場。
ここは、楽しく登る。

大黒岩。
今日はザバスを飲んで来たからか?先週より随分楽。テラスでバナナ、ゼリー。朝は下から大黒岩を見上げた、今度は、ここから、整然と並んだ車がキラキラ光る新しい駐車場を見降ろす。いい気分。


遊歩道。
サラサ、ベニ、タンナサワフタギ、タニウツギ、ヤマツツジ、コアブラツツジと賑やか。

望湖台。
西尾根のあちこちに白く見えるのは、タンナサワフタギかな?朴の花みっけ。花が大きいのでよく目立つ。高木に数えるほどしか咲いていないのが面白い。

峠道。
ササユリの蕾が見当たらない。

鎌ヶ岳。
御在所も雨乞岳もてっぺんまで緑。すっかり夏の衣装に衣替えしてる。大岩、小岩に乗りこんで「やったー」。爽やかな風に包まれ、夏色御在所に御挨拶!いい気分。もうこれ以上何もいらないよ・・・

抜けるような青空のもと、祠の傍でもサラサが揺れている。その小さな花に囲まれて休憩。日差しを避けて、木陰に休むなんて、やっぱり夏!

尾根の朴の花はどうかな?ラッキーなことに今日が一番いいみたい。木々の隙間から、幾つも花が見える。淡いピンクの蕾がふっくらふくよか。可愛い。


分岐から、三ツ口谷へ。
○○ユリの蕾、鹿に食べられないように。エゴの木には、針のような蕾がついていた。

登山口のあちこちに白いウツギ。たしかに、御在所には、夏が来ています。



2013年6月9日 くもり

P〜(一の谷新道)〜スキー場〜望湖台〜(中道)〜P

二日続けて山を歩くのって、キツイ。でもこれに慣れなくては何処へも行けません。
中道へ向かう人が多いので、一の谷からにする。ここからあまり登ったことがないし・・・
結構、急です。昨日の疲れもまだ残っているのでゆっくりのんびり。数回、息を整えるため、小休止。最後の急登、四つん這いで攀じ登る。

ミズバショウ池付近にはサラサ。
今日の我々の行動は、いつもより、二時間遅い。だからか?人が多い。御在所が「重いよ」といっている・・・スキー場は歩く人、お弁当を広げる人などでどこかの公園のよう。

望湖台。
緑の御在所、夏山です。

朝陽台。
ここも人で溢れている。

中道。
次々人が登って来る。20人ほどのツアー。ガイドが、一人ずつ丁寧に、足の乗せ方を教えている。降りの人はささっと歩けない・・・
遠路箱根から来たという75歳夫婦さん。60歳から始めて、去年100名山、達成したとか。「岩の山が好きなので、わざわざ御在所に来た」そうだ。年齢を感じない足運びと、きびきびした動き。お見事!

キレット。
Aさんらが迎えてくれる、「お久しぶり」。痛い膝には、がっちりしたサポーター。しっかり保護してくれそうだね。岩登りのK野、T川さんも。やはり、岩を見ると登りたくなるようで、地蔵岩に走り寄って行きました。



二日目はやっぱり足が痛いです・・・

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