御在所 

      1212m (三重)

2013年7月6日 くもりときどきはれ

P〜(本谷)〜朝陽台〜ございしょしぜん学校〜望湖台〜武平峠〜鎌ヶ岳〜(三ツ口谷)〜P

駐車場でOさん、Mさん。一年ぶりかな?遅いので、足手まといですが、ご一緒お願いします。

ナツツバキが咲きはじめた。水が多い本谷。白いギボウシ?!

一枚岩。
Mさん、立ってスイスイ。ロープもいらない。
先日この辺りで見た頭の三角ヒルはコウガイビルと言って、刺さないとか。ヒルにもいろいろあるようだ。


大黒滝。
キンコウカは今日が一番いい。

潜り岩。
二人とも濡れた岩壁をスイスイ。私は足が上がらないので、モタモタ・・・
此のあたりが、大黒尾根取りつき。しっかり下見をする御二人さん。近いうちに行くそうです。シモツケソウの蕾。岩に本物のヒル一匹。

○○ランの蕾。
岩壁上部のササユリを見に行く。登りはいいが、降りが危ない。岩と笹をつかんで、藪こぎ。鉄塔横で、濃いピンクのササユリ。今日の一番です。



遊歩道。
いままで、タンナサワフタギと思っていたのはカマツカ。今、白くふわふわ咲いているのがタンナサワフタギだそうです。訂正。

望湖台。

記念碑。
鹿の足跡がちょこちょこと。ゲート近くの大木はアオダモだった。こんなに大きくなるんだ。幹からバットを作るくらいだからね。
お米みたいな、ネジキの白い花が、あちこちに散っている。ゲーコゲーコのエゾハルセミもやかましいほどに鳴いている。

峠道。
三重県側にガスが湧き上がって壮観。この上昇気流に乗って来たトンボがいっぱい。谷をつめたと思われる箇所に集まっている。

武平峠。
黒いシマヘビ?が又、木に登ろうとぶら下がっている。この前の子かな?
地面をはいまわっているから、きっとお腹が暑いのだろう。

ツルアリドウシ。
花びらの縁が淡いピンクのが可愛い。



鎌ヶ岳。
大岩、小岩に乗って、御在所に挨拶。爽やかな風を全身に受ける。気持いい!
雨乞岳方面のあちこち谷筋が白いのは?双眼鏡で見せてもらうと、ヤマボウシ。
灰色の空にはトンボがいっぱい。まだお腹が黄色い子供のトンボです。
イワツバメ、アサギマダラ!

ハヤブサ。
鳥博士のOさんがみっけ。翼といい、風をよんでホバリングするフオームといい風格がある。格好いい!


尾根から三ツ口。
久しぶりに巻き道から。戻って滝を見に行く。水量が多いので迫力がある。右岸にヤマアジサイの白い花。

オニノヤガラ。
ショウキランなどと同じ仲間?葉がない。

山の家前で万年草。



2013年7月7日 くもりときどきはれ

P〜(中道)〜朝陽台〜(裏道)〜P

I田さん等は本谷へ。我々は中道。昨日の疲れが残って、今日は足も体も重い。「二日続けて歩けないと、アルプスへは行けないよ」自分で自分を励ましながら歩く。
朝、歩きはじめた時に痛かったふくらはぎは次第に気にならなくなった。筋肉痛だったのか。

岩棚。
ガスが吹き上げてきて涼しい。まるで夏山アルプス!

上のテラス。
大地を見降ろして深呼吸。ひんやりした風が体を通り抜けて行く、気持ちいい!後ろにいた若い人に「タイタニックだね」と言われ、その気になって、大海原?を見降ろす。いい気分・・・

朝陽台。
Aさん、Iさんが本谷から。Sさん夫妻、お久しぶりです。単独の男性から「夫婦で山歩けるっていいですね、単身赴任中なもんで・・・」と声がかかる。

裏道から。
前尾根P1へ寄り道。尾根道の笹が枯れている。藤内壁と国見がドンと見えるP1は好きな場所のひとつ。
足元のアルフアールンゼは、冬相方がアイスクライミング体験した所。今日は爽やかな緑の谷。夏と冬では大違い。国見側に真っ白に見える木は多分ヤマボウシ。

裏道を降る。足が疲れてよろよろ・・・



2013年7月13日 くもり

P〜(本谷)〜朝陽台〜望湖台〜武平峠〜鎌ヶ岳〜P

新しい靴の調子をみながら歩きはじめる.。ナツツバキはどうかな?と本谷へ。今日が見頃でした。ビロードっぽい分厚い花びらがクチナシにも似て・・・
歩きはじめると息苦しい。湿度が高いせいかな?ゆっくりいこう。

一枚岩。
植物学者のMさん、Yさん。「本谷の入り口に○○○ウズラが咲いていた」そうです。目の前には蔓性の植物が白い花をつけている。岩が濡れて滑りやすい。
すぐ上のフエースにスニーカーを押しつけて登るTさん。相方「そんなとこ登れるの?」普通は登れません・・・
T尾さんのフエイスブックによると、シモツケソウが咲いたらしい。


大黒滝。
ギボウシが多い。その間にシモツケソウも。

潜り岩。
中ほどのクラックをスイスイと登るTさん、足が思うところに上がらない私は左岸の岩にへばりついて四つん這い。
キンコウカ畑に○○ラン、発見。上部で種がこぼれてここまで流れてきたようだ。この花は逞しいのだ!そのあたりから、シモツケソウが次々現れる。モウセンゴケの小さい白い花も蕾を付けている。上部のガレ辺りはまだ蕾のようだ。可憐な○○ランに会えてよかった。

しぜん学校前。
菰野町の子供たちが大勢集まっている。トンボを捕まえてGマークをつける、鹿の食害防止ネットのとりつけもするのだそうだ。幼児もいるけど、雨具持ってるかな?


望湖台。
気温が26度を越えたらしく、エゾハルセミの大合唱。頭のてっぺんから爪先まで、セミの声に包まれる感じ。いまここにいるのはセミだけで、他には何もない、何の音もない。こんなこと下界では絶対ありえない、夏の御在所ならではの特別体験セミ時雨浴び!いい気分。

峠道。
ここでもエゾハルゼミ。所によってはヒグラシも鳴きだした。人間には区別がつかないけど、セミは違いがわかっているのかな?間違えてエゾハルゼミとヒグラシが結婚することはないのかな?


鎌ヶ岳。
大岩小岩を楽しく歩いて、空を見上げる。なんか薄暗い。雨が降ってきそう。遠くでゴロゴロ聞こえるのは雷?!
ささっと三ツ口から降りよう。御在所の上に真黒の雲がかかってきた。まだこちら鎌ヶ岳の空は明るいけど、・・・と思っている間に大粒の雨が降り出した。ゴロゴロも頭上で聞こえる。でも稜線ではなく谷なので大丈夫。
スカイラインに出ると、道路端が川になっている。雨水に流されるように、ジャブジャブ歩く。まるで子供の水遊び。夏の御在所を楽しみました。



2013年7月20日 くもりときどきはれ

P〜(本谷)〜望湖台〜武平峠〜鎌ヶ岳〜(三口谷)〜P

T尾さん、右足にサポーター。私は痛くない時も年がら年中巻いてますが・・・
本谷入口の○○○ウズラは何処かな?三人で捜しても見つけられない。
ナツツバキはあまり咲いていない。蕾は多いのに・・・

大黒滝。
ギボウシがいっぱい。

潜り岩。
真中のルート。しっかりロープを左手で持って。シモツケソウがあちこちに。


上部の○○ラン。
今日が一番!


朝陽台。
T尾さんの庭で取れたトマトをいただく。甘い!

武平峠。
根っこから倒れたナツツバキに蕾がいっぱい。最後の力を振り絞って、花をつける健気さに感動する・・・

キンレイカが可愛い。

鎌ヶ岳。
大岩をベッドにしている先客さんがいる!仕方なく小岩でヤッターポーズ。
トンボがいっぱい。リョウブの蕾に逆立ちしているアキアカネは、トンボ界の内村航平?!


さて、三ツ口のあの白い花はどうなったかな?
幹はシロヤシオに似ていると思いきや、太いつるがシロヤシオに巻きついているようです。つる性の花なの?飾り花はちょっと卵型に見えるけど・・・

巻き道。
オニノヤガラは枯れていた。

日本庭園。
シロヤシオが紅葉?してワイン色!

イワタバコには小さい蕾が付いていた。三ツ口ダム湖跡堰堤でネジバナ。

駐車場。
ネムノキはほとんど終わり。満開のノリウツギには緑色の虫が何匹も丸まっていた。


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