御在所 

      1212m (三重)

2013年8月24日 小雨

P〜(中道)〜朝陽台〜武平峠〜P

駐車場に車が二台。そのうちの一台はOさん。一緒に出発。

藤内小屋の見えるガレ場。
涼しい風が北谷から吹き上げってくる。今日の一番はここの「谷風」

ワンピースさんがキレットの上で、一人パーテイ。こんな天気に?此処が今日の頂上だそうです。おそれいりました。

黒い雲の間から黄金色の大地を見降ろす。
マンサクが紅葉している!


武平峠。
噴水みたいなヤマジノホトトギス!

峠道。
アキアカネはすっかり胴体が赤くなっていた。もう里におりるようだ。



2013年8月17日 

P〜(中道)〜朝陽台〜望湖台〜武平峠〜鎌ヶ岳〜(三ツ口谷)〜P

相方に、初めて長休みがあるというのに、私の膝痛の為に、アルプス縦走できなかった・・・残念。
時間と体調と天気。全てうまくいかないと山は歩けません。今回、時間と天候はバッチリだったのですが・・・いつでもさっと動けるように体調を整えておくことが、今の私の課題です。

コモノギク。
ガレ場で咲いていました。もうちょっと枯れていますが・・・。秋色!淡いうす紫が好きなんです。素朴で可憐で・・・

岩棚。
トレランS田さん、お久しぶり。いつも一の谷を降りているそうで、会わなかったわけですね。

ガスが御在所の南面の岩肌に纏わりついて、流れています。北谷側は雲の中で真っ白。格好いい御在所。

富士見尾根末端の岩場。
あちこちにコノモギク。この辺りはまだ咲きはじめで色鮮やか。


富士見岩。
相方が話しかけた方は、ご機嫌ななめさん。お腹すいてたのかな?


しぜん学校。
トンボはもうほとんどいない。「さかん」の文字入りTシャツを着た人たちがテントを立てていた。今日もイベントがあるようだ。

望湖台。
どことなく秋色。もうみどりみどりした夏山はそこにはなかった。

武平峠。
風の通り道。涼しい!ヤマジノホトトギスの蕾発見。
歩きたくて仕方ない人はささっと鎌ヶ岳へ。足が重い人はゆっくり鎌ケ岳へ。

三ツ口谷。
巻き道から滝へ。水量が少ない。ずっと雨が降らないのに、絶え間なく流れ落ちるこの水はどこから来るのだろう。地中に伏流しているようだけど、自然ってすごい。
Tさんは、二日前に田立の滝を見て、今日のこの滝はつまんないだろうな。


膝痛。
「降りは、爪先から着地してかかとを置くと、膝を痛めない」そうです。私の膝痛原因はいろいろある。岳人7月号?かに山の歩き方が出ていて、いつでもフラットにするようにとあった。最近意識してそう歩いた。整体で言われた右足の歪みも気になって・・・二番目に靴が変わった。爪先部分がごそごそしたので、その部分だけクッションが入っている。三番目に、半年以上休んでいたのに、過激に歩いた。六、七月は週末休みなく・・・

理由はともあれ、外から、内から、筋トレなどできることは何でもやって、早く治そうっと。○潤も飲もうかな・・・



2013年8月31日 くもり

P〜(本谷)〜朝陽台〜望湖台〜武平峠〜(三ツ口谷)〜P

天候がよくないので御嶽山は延期。膝の調子もイマイチなのでゆっくり行こう。Oさん、T尾さんと。

本谷、潜り岩。
濡れている岩が怖い私は、左岸から。Oさんは真中ルートを平気でスイスイと。登りつめると目の前に白い花が!何年も来ているのに見たことがないのです。いつもぼんやりしているから・・・
そこからは、白い花畑。岩の隙間、キンコウカが咲いた所、水が沁み出している所にいっぱいなのです。ちょうどワタスゲのよう。
後から、Oさんから、「イワショウブ」と教えてもらった。尾瀬など湿地に咲く花だそうです。

朝陽台。
ススキが揺れている。

しぜん学校前。
目の前を、霧が流れていく、すごいスピードで。薄日が射して、その流れる霧が広場に影を落として進んで行く。頭上には白く流れる霧、足元はゆらゆら影模様。その狭間にいる私はまるで魚、一瞬水中にいるかと錯覚する・・・



武平峠。
Oさんから八幡平など東北の山の話を聞きながら、鎌ヶ岳へ向かう。頭と耳だけ東北へ行って・・・

鎌ヶ岳。
小岩をOさんがボルダリング、「簡単じゃん」と一言。祠辺りで何やら暗い感じの花が咲いている、クロユリに似た雰囲気。つる性。ツルリンドウでなくて「ツルニンジン」だそうです。あたりに小さい蕾がいっぱいあって、来週も咲き続けそう。
涼しい北面で食事。岳峠から回り込んだ霧が滋賀県側に来て、ぶつかって上昇して行く。面白い!

降りは三ツ口。三叉路から谷へ。


ダム湖跡。
コブシの実がグロテスク。あの可憐な花から想像できない種!来年の花芽もしっかり付いている。

山の家あたりまで来ると、ツクツクボウシが盛んに鳴きだした。「もう、夏が終わるよ」と言っている。最後の「ツクシンヨー」がもの悲しい・・・



2013年9月7日 

P〜(本谷)〜(三ツ口谷)〜P

雨上がりの登山道、岩が濡れている。谷には水が多い。イワショウブもいっぱい。上部では、小さいウメバチソウの蕾。アキノキリンソウも。

大黒岩。
小休止。ホツツジが可愛らしい!


しぜん学校。
年配の単独女性。79歳D井さん。クラブに入っているけど、ほとんど一人で行動されるそうだ。車の運転も平気で。この夏も富士山、奥穂高岳へ。来週は西穂高へ。十月は浅間山へと予定がぎっしり。肌も表情も足もマイナス15歳。「スキー場を歩きましょう」と誘われて、一緒に歩くが、速すぎてついていけない。田部井さん並み!

鎌ヶ岳まで御一緒することに。「降りは危ないので遅い」と言って見えたが、なんのその。ほとんど同じペースだった。雨がポツポツあたってきたので、武平峠までにすると行動変更の決断もはやかった。すごい人もいるもんだ。


鎌ヶ岳。
尾根から分岐から三ツ口谷へ。最近、膝が痛いからほとんどこのコース。
小滝からダム湖跡へ。川の流れが戻っていた。夏の間、ずっと枯れていたのでホッとする。
コブシの実が弾けた。この鮮やかさは種の保存の為の色。植物は賢い!
三ツ口谷ダム湖跡はススキ野原。秋の風情いっぱい!

2013年9月8日 小雨。

小屋まで、写真を届ける。膝が痛いので足を引きずりながらゆっくり歩く。

裏道を登りはじめると、見覚えのあるヘルメットが降ってきた!Oさん。Uさんも。蒼滝からのバリエーションルートで、小屋あたりでヒルに出くわし、もう降りるそうだ。おつかれさま。

登山口。
朝は気付かなかったが、アケボノソウに小さい蕾がついていた。


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