御在所 

      1212m (三重)

2013年11月17日 くもりのち晴れ

P7:00〜(本谷)〜朝陽台8:50〜(一の谷)〜P10:10

朝、六時半だというのに、裏道登山口は人でごったがえしている。停車中のバスからは、登山者が次々に降りてくる。いつもの駐車場ももうほとんど埋まっていた。御在所の紅葉を求めて、人がどっと押しよせている。きっと、中道は動けないだろう。

あきらめて本谷へ。飛んで歩く岩は、濡れて滑りやすい。

一枚岩。
踵を降ろして、立って登る。ここでバナナ。後ろから、白ヘルさん、I井さん・・・

潜り岩。
左岸から。登りきると、年配夫婦が仲良く岩に座っていた。「初めて来たのが本谷。えらいえらいと言いながらいつもこんなものかと登っている。他の道を知らないので・・・降りは中道」 そうか、困難な道も受け入れたら、当たり前として普通に登れるのだ。知らないってそういうことだ。

夏、若草色に美しかった苔は黄色、樹木は葉を落している。御在所山頂辺りはすっかり冬枯れていた。

点検道から朝陽台へ。


ライトアップか?地蔵岩らしいモニュメントができていた。観光客は、皆ダウンコートでブクブクに膨らんでいる。汗だくの私はTシャツ一枚!

遊歩道をしぜん学校へと歩く。本谷と一転、風が冷たい。寒い。凍えそう!学校前で、フリースを羽折りパンを齧る。



降りは一の谷新道。
樹林帯に入ると風がなく温か。I井さんも一緒に降りはじめたが、ついてこない・・・
鎖やロープがかけられた掘割道がどんどん削られている。通る人が多すぎて、登山道がどんどん荒れる。滑落しないように、一歩一歩慎重に。

小屋に近づくと、赤や黄色の黄葉が空を覆っていた。明るい。駐車場あたりの紅葉が一番美しい。光り輝いている・・・


今日も小さい車だから、前後に押し入られて・・・出られるかな?数回の切り返しで無事脱出。広くなった駐車場に入れないほどの車が、御在所に集合しているのです。




2013年11月24日 はれ

P7:00〜(中道)〜朝陽台8:50〜(表道)〜百間滝見晴台10:00〜P11:00

駐車場で Aさん等、後尾根に行くそうだ。誘って頂いたけど、今日は早仕舞いなので。そこへM野さん。数年前の冬の伊吹山以来ですね。一緒に中道からスタートする。

おばれ岩。
トレランさんが降ってきた。「先週までは人が多かったけど、今日は少ないので楽」対向するのに、待ってばかりでちっとも進めないよね。紅葉も盛りが過ぎたので、登山者も一段落。山が静かになった。

しぜん学校前で、パンを齧って、降りは表道。あまり歩いたことがないけど、一の谷より歩きやすい。それに、南東向きだからか温か。距離も短いようだ。


百間滝。
水が少ない。ここで小休止。レーズンサンドを頬張って、三ツ口谷の出合へ向かう。紅葉が美しいスカイラインをちょっと歩いて、道なき道から小屋裏に出た。


登山口は錦色。Gホテルの庭も赤く染められていた。




2013年12月1日 くもり

P7:00〜(中道)〜朝陽台8:50〜望湖台9:20〜武平峠9:50〜鎌ヶ岳10:40〜(三ツ口谷)〜P12:30

駐車場は空いていた。
T田さん、今日で御在所卒業とか。健康上の不安からだそうですが、淋しくなります。気がつけば、いつの間にやら、我々が一番年長です。

Tさん、御一緒お願いします。膝に問題がある人は足も体も重い。ダブルストックに慣れなくて下手だし、自分の荷物も重くなって、前に進まない。その上、カッパに足カイロにと、もこもこ包み過ぎ。すぐに、暑くて動けなくなった。次々、脱ぎ棄ててすっきり。冬でも、行動中は薄着がいい。

富士見尾根末端の岩稜帯あたり。
目の前に、最年少山ガール登場。タイツも山靴も決まった四歳ちゃん。可愛い!

「わ、氷!」

上のテラスからはみごとな氷道。「楽しそう!」と氷を選んで歩く人がいるけど、咄嗟にどう判断するの?滑るか滑らないかって。
私は、岩と氷歩きは苦手。何処に足を置いたらいいのかわからなくてもたもたしながら進む。氷を見る目がないので、「怖い、こわい」と言いながら、必死に靴で岩を探る。滑らない場所を捜して。

朝陽台。
遊歩道には数センチの雪。折角あるんだからと、誰も踏んでいない所の雪を踏む。ルンルン!雪は楽しい。


ストックは手が伸びた感じで楽。膝への負担も少ないようだ。スキーでも持つだけでバランスが取れるとか。ストックさまさま。


鎌ヶ岳。
直下の岩場、ストックを先生に預けて楽しく。先生はそんなものあってもなくてもスイスイ。久しぶりの大岩小岩。この岩に乗るのが楽しくて鎌ヶ岳に来ている私。気分は最高!

峠からはいつもの時間で来たらしい。歩きはじめの中道はしんどかったが、足が慣れてくるとぎくしゃくした膝も動きがよくなったようだ。
祠前で、紅茶、パン、オニギリ。雲が流れて、時々、青空がのぞく鎌ヶ岳山頂。冬の空だ。


降りは長石尾根から。
胸突き八丁あたりは道が抉られている。途中、木の根っこにつまづいてひっくり返りそうになる。あぶない、あぶない。

分岐から三ツ口谷へ。
登山口辺りはまだ紅葉が残っていた。

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