御在所 

      1212m (三重)

2014年2月16日 くもりときどきはれ 暴風

P7:15〜(中道)〜朝陽台9:40〜そり広場(9:50〜10:05)〜(中道)〜P11:25

駐車場から仰ぐ山は真っ白。相当、風がキツイ。樹林帯に入ると風を感じなくて、暑くてカッパを脱ぐ。でも木々のない稜線に出るとまたまた冷たい風が吹きつける。再びカッパを羽折る。
雪はしっとりしている。雪らしい雪。あってもないみたいなふわふわ雪ではない。

岩棚。
岩を越えて、岩棚に乗った瞬間、強風にひっくり返された。御嶽山を眺めていたO田さんも。何が何だかわからない、気が付いたらこけていた。とにかく荒い風だ。

地蔵岩。
岩壁に強風が吹き付けた雪がしっかり付いている。


キレット手前では、強い北風に前に進めない、息ができない。もう帰ろうかな・・・
体が空に投げだされるキレットでは耐風姿勢で。腰をかがめて、丸くなって足を踏ん張って歩く。
その後、雪は吹き溜まりのように深いところでは、膝や腰まである。サクサクのいい雪。トレースは二人かな?

富士見岩。
強風でロープウエイも止まっている。
ここからは誰も歩いていない。膝上まであるしっとりした雪をラッセル。一歩ずつ雪に足を入れて、引き上げてと、ささっと歩けないので疲れる。足の短い人は大変。腹筋も必要だし・・・。辺りは、見事な樹氷。O田さんにトップを替わると速い。足の長さもパワーも私とは桁違い。

朝陽台。
ただただ白い。

遊歩道。
誰も歩いてなくて、除雪もされてなくて、膝上以上のラッセル。道にでかい雪庇ができていて、それを崩しての歩行。こんな雪の多い遊歩道初めて!
スキー場の方を見ると、旧カモシカセンターの雪原を二人歩いている。どうしたのだろう?
しぜん学校は閉まっていた。シャッター前で風をよけて一休み。ギャラリーへ行ったO田さんも入れずにここへ来た。
初めて奈良から見えた方、遊歩道から望湖台に行こうとしても、トレースがなく、雪が多すぎて無理だと戻ってきた。カモシカセンター跡を行った人も止むをえずそうしたのかな。奈良さんもスキー場から行こうとしている。
ちょっと青空がのぞいたが、風は治まる様子もない。そそうは出来ないので、もう降りよう。藤内沢上部から、国見方面を眺める。真っ白。手がかじかんで痛くなってきた。


富士見岩。
Mさんが登ってきた。ちょっと遅れてYさんも。ガレ場の雪を楽しんで、我々同様、中道を降るそうだ。

キレット。
ロープを持った人が数人続いた。K山岳会さん。「初心者もいるので、キレットで使った」そうだ。ワカンもザックもピッケルも年代物らしく、使いこまれていた。ちょっと話すと同じT町内のT中さん。今日、偶然今日会えてよかったです。

北谷テラス、岩棚。
真っ青な空が広がった。その蒼い空に凛とした白い御在所。美しい!

駐車場。
小さな子どもたちが雪だるまを作ったり、そり遊びをしていた。ロープウエイが動くまで待っているそうです。早く動くといいね。

この日、ロープウエイは午後三時まで停止。その後はナイター最終日だったので、夜まで動いたそうです。

S鹿のゆ。
三月末までの温泉チケット(500円)



2014年2月1日 はれ

天気がいいのに、車が少ない。奥の駐車場に停めたら、入り口の方に見覚えある車、Tさんでした。スキーじゃなかったのですか?

気温が高い。

岩稜帯。
何も考えずに、鎖を持って岩を降りるが、足元が凍っている。どうしよう、この先、行ける自信がないよ。ここで滑落はできないし・・・仕方なく、急斜面でアイゼンをつけることにする。しっかりめにつけて、これで安心。先を読んでもっと早めにつけるべきだった・・・
そこからはあちこち氷道。氷にアイゼンがサクサク決まって気持ちいい。

ガレ。
右端の深雪を楽しく登って行く。中ほどで、Tさんはピッケルを出す準備。登山道に上がろうとすると、左手は一面の氷壁!下へ行ってみよう。見上げれば全面氷。氷が棚田みたいに張り出している。数日間、気温が高い日が続いたから、「雪が融けては凍る」を繰り返して、こうなったんだろう。綺麗!面白い!


朝陽台。
先週は太もも辺りまではまったけど、今日は大丈夫かな?
林を何処でも歩く。今日は、はまりこまない雪。

しぜん学校。
氷ばくがちょっと融けて崩れてきた。
温度計はプラス5℃。暑い。下界と変わらない。雪が水っぽい。ポタポタ雨だれも落ちて春みたい。家族連れスキー客が多い。温かいので、小さい子供も泣いてなんかいない。皆、楽しそう。

望湖台の雪尾根はでこぼこ。誰も歩いていない雪原がいいんだけど。
武平峠の雪壁も融けていた。

このまま雪が融けて、春ってことはないと思うけど・・・



2014年2月9日 くもり一時雪

足元には今朝降ったらしい新雪。標高が上がると、雪質がどんどんよくなってくる。爪先にいい雪を感じながら歩く。めっちゃ気持いい。

富士見尾根岩稜帯。
樹氷が美しい。モノクロの世界。



遊歩道。
後ろからT尾さんが、「右足だけ、踵を蹴りあげている」と歩き方の注意。以前から踵を降ろすように言われている。なぜか雪だと頑張って歩かないと前に進めない。無意識に蹴り出しているようだ。雪でも体重移動で歩かなくては・・・。

望湖台。
雪尾根が格好いい。記念碑もサクサクした雪。
ゲート近くで、腰までごっそりはまり込む。昨夜のBS山番組のエベレストみたいだ。はまると疲れる・・・

峠道は新雪ラッセル。T尾さんにトップを譲られて、誰も歩いていない雪面に足跡を印す。サクサクしたいい雪。超気持ちいい!新雪を一人占めして駆け下る。ルンルン!

天指し岩。
眼下に樹氷、目の前には白い鎌ヶ岳。あたりにはまだしっとりした雪たっぷり。いうことなし!


峠。
ほとんど垂直に思える斜面を激降り。キャホー!ここもサクサク雪。
細かい霰が降っている。
戻った駐車場はまだ凍っていた。

S鹿の湯。
三月末まで使える温泉チケット(500円)で。
石をくりぬいたお風呂は熱過ぎ。でも膝の為に我慢・・・


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