御在所 

      1212m (三重)

2014年12月20日 くもり

P7:00〜(中道)〜朝陽台9:30〜(中道)〜P11:40

スカイラインでもう既に20cmほどの積雪。


地蔵岩。
目の前には、粉雪被った白い御在所。見下ろす大地もどこまでも白い。砂糖みたいなちょっと重い雪を歩く。ボクボク音がする。登山道の岩は雪の下。どこにもない。道はただ白いだけの雪道。大地は真っ白。モノクロの世界に身を置く。いい気分。

北谷テラス。

迫力ある雪庇。覆いかぶさってくるようだ。


富士見尾根岩稜帯の岩場。
視線の先には黒雲。定規でしきったように、たちこめてきた。白い大地と対照的。


朝陽台。
ロープウエイの従業員さんらしき方が「お疲れ様、写真を撮りましょう」と声をかけてくれた。お言葉に甘えて・・・


御在所ロープウエイ博物館で小休止。
見てる間に雲が降りて来て、辺りは真っ白。あまり天気が芳しくないようだ、すぐ降りよう。



登山道の雪は朝のまま。砂糖みたいな雪。スカイラインや駐車場の雪も朝のまま。溶けていなかった。

いつも、温泉の帰りに、山を振り返りながら帰る。今日の鈴鹿の山並は暗い。今夜も降るのかな・・・


2014年12月21日 はれ

P8:00〜(中道)〜朝陽台〜(中道)〜P13:00

昨日の午後は山も雨だったらしい。雪が解けて、山も大地も真黒!

駐車場でKさんやAさん。年末に八ヶ岳へ行かれるKさん親娘。我々も行きたいけど、天気がどうかな。岩登りを始めてから行動範囲が広がったそうだ。今夏も、一壁でお世話になっている。背が高く、華奢で身のこなしがしなやか。手足が長いのでどこでも楽々届く。岩登りに向いている。小さくて、手足が短い私は超うらやましい。

途中で、T瀬さん等にもお会いする。時々、岩棚やキレットで後続さんを待つが、なかなか人数が多いので足並みが揃わない。動かずに待っていると冷えるので、辺りの雪原を歩き回る。

富士見尾根末端の岩場からは、凍ってツルツル。氷だけの面を避けて、氷に雪が乗っている面を歩くが、それも至難の業。

上のテラス辺りから、Kさんがささっと進まれた。軽くて滑らかで安定感ある登り方、無駄がない。あっという間に雪斜面を登って行かれた。私もそんな風に歩きたい・・・

博物館。
結局、アイゼンなしで到着。皆さんは、途中でつけられたようで、はずしたのを手にしている。本谷を見降ろしながらの日向ぼっこランチ。

全員裏道を降られるそうだが、我々は用事の為、中道へ。駐車場に戻ると、雪はシャーベット状になっていた。気温は高かったようだ。




2014年12月7日 くもり時々小雪

P7:00〜(中道)〜朝陽台9:40〜武平峠10:55〜P11:40

駐車場は凍ってツルツル。もう登山口から雪歩き。初雪にルンルン気分。でも雪の歩き方を忘れて、腰が引ける。姿勢を直すのに時間がかかって歩くのが遅い・・・山久しぶりのI田さんはゆっくり。

エルガーフエイスの岩壁では霧氷の世界!
上のテラスからは雪の下が凍っている。雪が少ないので滑る・・・アイゼンが欲しいけど、なしで行く。


ガレまで気が抜けないので慎重に足を置く。氷と駆け引きしながらのんびり歩いていると、すぐ後ろにI田さんが追いついて来た。いつの間に!私が遅いだけ・・・
「初めはきつかったけど、だんだん体が慣れた。」そうだ。やはり、若い頃に鍛えた人は違う。私、毎週通っているんだけどな・・・顔をあげると頭の上に今季初の樹氷が揺れている。やったー!へこんだ気分も吹っ飛んだ。


朝陽台の積雪は8cmほど。


そり広場。
普通にささっと歩いた相方はスッテンコロリン。雪の表面が凍っていたようだ。人工雪だからかな・・・後の人は慎重に歩く。


気温が低いせいか、手がかじかんだままで痛い。武平峠に向かう。今日の雪はふかふかでもしっとりでもない。砂糖のような雪。


その後はその砂糖雪を蹴って歩く。気持ちいい。山の家あたりでは、落ち葉と雪の絨毯だった。


2014年11月30日 くもり

P7:00〜(本谷)〜朝陽台9:10〜鎌ケ岳11:10〜(三ツ口谷)〜P12:40

K山さんと本谷へ。今年は剣の左稜線や八ツ峰で岩登りをされたそうです。それに北岳バットレスも。「めぐってきたチャンスを逃さないことが大事」

普段のトレーニングのレベルが違う。今日も今日とて、この後、西尾根からコクイ谷に降りて、地獄谷を登り返して藤内沢を降るとか。やはり、それ相当の体力や技術がなければチャンスをつかむことはできない・・・

くぐり岩。
少し下で落ちて来たばかりの大岩が割れて砕け散っている。目の前には、ごっそり落ちた岩の跡がぽっかりあいて、その上に今にも落ちそうな岩。怖っ。速く通過しよう。本谷は危ない。いつ何どきこの岩が落ちるやら・・・


博物館で小休止。その後9人で鎌ケ岳へ向かう。雪が降ったら行けないから・・・誰しも思いは一緒。

武平峠
他の人はみんな休むようだけど私は動く。この時期、止ると体が冷える。そして次に体が温まるのに時間がかかって、すごくきつくなる。


鎌ケ岳。
O田さんらはすぐに追いついてきた。前尾根似の岩壁を歩いて、山頂の岩に立つ。皆さんは凹角部を登ってきた。岩を歩きたいのは私だけ・・・

降りは尾根から三ツ口へ。胸突き八丁あたり、土がえぐられてどんどん厳しくなっていた。

山の家あたりや登山口にまだ紅葉が残っていた。

         トップメニューへ
inserted by FC2 system