御在所 

      1212m (三重)

2014年12月27日 はれ

P7:00〜(中道)〜朝陽台10:00〜自然学校10:20〜遊歩道(ランチ)(10:50〜11:30)〜武平峠12:15〜(スカイライン)〜P13:15

朝、いなべあたりから仰ぐ鈴鹿の山は真っ白。粉砂糖をまぶされたケーキみたい!藤原岳、竜ケ岳、釈迦岳、御在所と。特に釈迦岳の白さが際立つ。

道路に雪があると困るなと思いながら温泉街へ。有難いことに道路にはなかった。一の谷茶屋あたりでT尾さんの車。心配をかけましたが大丈夫登れました、これました。
カーブの手前で、めちゃくちゃ美しい山が目に飛び込んできた。ピンクに染まる真白き峰だ。御在所のモルゲンロート。奇麗!一年のうちで、そう何度もお目にかかれない、ナンバーワンの御在所だ!



それは、日ごろの行いがいい人ばかりなので?御在所の神様からのちょっと遅いクリスマスプレゼントだった。ありがとうございます。

準備している間に、赤みが消えた。足元にはつま先で蹴っても何にもないみたいな粉雪。蹴っても蹴っても何にもない。真白い峰御在所を仰ぎながら歩くなんてルンルン!釈迦岳も真っ白。国見も真っ白。

エルガーフエイスの岩壁手辺りで、樹氷!頭の上は蒼と白の世界。


上のテラス。
青空と白い山に魅せられて上を向いていると、うろこ雲のような綿雲が伊勢湾の方へ流れていく。ものすごいスピードで。めちゃくちゃ奇麗!御在所の大自然のショーに感激する・・・

ガレ。
深いけど・・・右に進路を取ったTさんに続く。なめらかに纏わりついてくるパウダー!超気持ちいい。

「どうだい、この白い御在所は・・・」誇らしげな声が聞こえてくる。下界は蒼く、こちら御在所はただただ白いのです。


富士見岩。

樹氷もモコモコ。憧れの蔵王のモンスター樹氷には及ばないけど、ボリュームがある。でかい。


朝陽台。
レーダー横の深雪を味わって出た遊歩道も真っ白。丁度光が差し込んでキラキラ光り輝いている樹氷林!奇麗・・・


自然学校で小休止。ホットレモンであったまる。


少し歩いて陽だまりを見つけた。足で雪を踏んで平らにしたら、白いレストランのできあがり。


ここは風があたらない。あったか。運んでもらって温めてもらって、あげ膳据え膳のおでん、おにぎりの雑炊、炙ったサラミ、甘酒・・・
辺りにはふっかふかの雪、目の前には真っ白な樹氷の海、頭の上にはトキントキンに尖った針のような樹氷が輝いて、雪上ランチは最高。

御在所さま、一年間お世話になりありがとうございました。来年も登らせて下さい。

望湖台はパスって、あずまや辺くに来てから、「あ、あそこ、記念碑の雪原歩きたかった・・・」「でも今日の雪ははまっただろうな・・・」

ゲート手前のどこでも歩き。ここもはまるけど、ふかふか粉雪!


武平峠。
雪壁はまだまだ小さい。薄い。滑りながら攀じ上る。もっと雪が深い方がいい・・・ドンつきは登山道から登って駆け降る・・・


スカイラインを歩く。足元の雪はまだまだ粉雪、ふっかふか。見上げる御在所も朝のまま、真っ白。青空に聳えて、再び「どうだい御在所。いいだろう」って言ってそう。

表道登山口辺りで風紋。雪と風が大地に描いた作品に見惚れる、美しい!ここで登山道に戻る。


駐車場からの御在所は、白いタキシード!?で着飾ったまま。格好いい!これ以上美しい御在所を知らない・・・

2014年のしめくくりに、最高の雪山歩きができてハッピー。Tさん、T尾さん、御一緒していただいてありがとうございました。



2014年12月30日 くもり

P7:00〜(中道)〜朝陽台9:45〜望湖台10:30〜(峠道)〜P12:00

T尾さんと。雪が溶けて、黒い山。

朝陽台。
レーダー前の道で、でかい樹氷を見上げる。



そり広場。
誰もいない。人口の氷爆が溶けて、先がギザギザ。剣岳の岩みたいになっている。

望湖台。
雪庇尾根はどうかな?登ってみるが、まだはまりこむのであきらめる。後ろを見ると、三角点からきたT尾さん、困ってない、楽しそう。


岩にできたエビノシッポが豪華。


記念碑からのどこでも歩き。トレースを辿って、下の方ではまりこむ・・・ゲート近くもやっぱり・・・でも楽しい!

峠道を降って、雪道のスカイラインを歩く。

「鹿の湯」へ直行。近頃、石のお風呂は熱くない。冬の温泉は、ほっこりできて有難い。

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