御在所 

      1212m (三重)

2015年1月18日 くもり

P7:00〜(本谷)〜自然学校(11:00〜11:20)〜富士見岩11:35〜
P12:40

長石谷の入り口で前の車がスリップ。すぐ後に続いたので同じくスリップ。バックしようとしてもうまくできない。そこへ歩いてO市のOさんが見えた。三人がかりで雪を取り除いたり車を押したり・・・お陰さまで長石谷登山口に駐車できました。ありがとうございました。
既に、登山口で新雪粉雪が20cmある。上では相当あると思うけど、行ける所まで行ってみよう、本谷へ。
谷に入る所で、アイゼンをつける。雪が多くて、靴についた雪をはらうのも大変。その間にOさんは一人でラッセル。あっという間に行ってしまった。我々はフーフー言ってOさんのトレースを辿る。追いかける。

一枚岩。



大黒滝。
滝は凍っている。手前のバンド岩は真中のガバから。足元の雪が多くていつもより高い位置から登るが手掛かり足がかりがない・・・上から差し出してくれた相方のピッケルに、二人とも助けられる。



滝上までのラッセルを、私の為に残してもらったようです。雪が多くて、登山道のもっと先の岩まで行こうとしていた。私は雪が深いと、どこがどこだかわからなくなる・・・滑滝横の登山道まで行ってOさんに交代。
ロープのかかったスラブ岩は雪に埋もれてさっぱりわからない。Oさんは、そこから右上していったらしい「左だよ!」と叫ぶと戻ってきた。声が届く範囲にいてよかった・・・

くぐり岩横岩。
アイゼンなしのOさんはくぐる。我々はトラロープを拝借して左岸から。
この辺で新雪は50cmほどになっている。


四日に苦労した吹き溜まり。今日は新雪の下のトレースがしっかりして、足だけで歩ける。Oさんはぐんぐん登っていく。氷爆も雪に埋もれている。


ドンツキ。
深い。太もも辺りまで粉雪を感じて登っていく。大黒尾根の稜線に到着。尾根歩き。通行止めの看板までも、そこからも深い深い雪。でも今までよりずっと軽い雪。


一の谷道にトレースはない。その後の雪壁が圧巻だ。


氷ばく風下の雪庇も格好いい。今来た大黒尾根からのトレースを振り返る。ここはどこの山だろう?御在所とは思えない。


雪壁てっぺんで下界を見下ろし、いい気分。目の前に氷ばく。Oさんのお陰で辿りつきました。二人ならあきらめてしまったかも・・・


自然学校で小休止。
もう峠道へ行くつもりはさらさらなくて・・・Oさんも「今日は本谷一本でいいよ!」意見が合ってさっさと中道を降り始める。

富士見岩。
Oさんのトレースを使って本谷を登る人が目に入る。楽しそう・・・雪の階段だからルンルンだよね。やっぱり中道も深くて、サクッとしたいい雪。



富士見尾根末端のガバの岩場は、段差がなく普通に歩けた。うそみたい!凹各部は埋もれて雪のすべり台。シュー!


その後の踏み固められた雪道は凸凹なし。平らで堅い雪道なので、足をどこに置こうかなんか考えなくていい。ささっと歩けて速い


逆ハの字で駆け降って、あっという間に車に着いた。

Oさんはトレーニングだからとバス停駐車場まで歩いて行った。後片付けして降っていくともう涙橋にいた。やっぱり歩くのも速いんだ・・・朝のトラブルからラッセルまで一日お世話になり、ありがとうございました。

今日も、厳冬御在所の雪を堪能させてもらい、ハッピーでした・・・




2015年1月17日 小雪

P7:15〜(中道)〜朝陽台〜自然学校9:30〜記念碑10:30〜(峠道)〜武平峠11:15〜(スカイライン)〜P12:05

今日は車が軽なのでバス停に駐車。温泉は「鹿の湯」ときめこんで、T尾さんに拾ってもらう。温泉街の道路に雪はなかった。でも帰りに積もっていると怖い・・・Tさんは既に到着されていた。


うっすら新雪を歩く。足の下には1mほど雪があるので、いつもと景色が違う。木の枝に頭をぶつけたり、またいだり・・・足の下の雪のことを忘れて、こんな所に木あったかな?

上のテラス。
掘割道は埋もれて何もない。すごい雪。北谷へ続くただのなだらかな斜面。この辺りは凍っていると苦労するけど、今日は何でもないまっすぐな雪の坂道!

富士見岩直下のガレ。
はまり込まない雪。「右、右」今日も後ろから指令が飛ぶ。今この時しか味わえない雪をいただく。

レーダー前。表面が凍っている雪。「最中雪」バリバリ音を感じて雪を歩く。


自然学校。
手作りの天むすおにぎり、栗入りぜんざい、八橋・・・玄間でインスタントのぜんざいを湯せんにしてもらって温まる。焼きもち入り。お腹がいっぱいになって大満足。もう歩きたくない・・・



遊歩道。
望湖台をパスして、階段から左折れ。記念碑の雪はどうかな?はまらない雪を駆け降る。T尾さんはうちわみたいな形のプラスチック板でお尻スキー。すごいスピード。

ゲート手前のどこでも歩き。ここははまる・・・



峠道。
はまり込む雪。はまると思うと、はまらなかったり、はまらないと思うとはまったり・・・雪と会話しながら行くが予想がはずれる。そのたびに「あっ」とか「おっ」とか叫びながら・・・

峠。
二段の雪壁を超える。鎌ケ岳の壁は崩れていた。おもちみたいな雪庇も気になるけど、今日は鎌へは行かない・・・


穴ぼこだらけではまり込む。足が抜けなくて、もがいてももがいても出られない!「お尻をついて・・・」腰や太ももをあちこち押しつけると、脱出できた!ふーっ。

皆さんも苦戦してます・・・


スカイラインの雪もはまる。




駐車場は真っ白。それに結構降っている。いつからこんなに降っていたのかな・・・
T尾さんにバス停まで乗せてもらいます。温泉街の道路は雪道。真っ白。上まで車で来なくてよかった・・・
この雪の降り方を見て、T尾さんの予想、「明日の本谷は5時間」新雪だからね、さてどうなることやら。

鹿の湯。
賑やか。わくわくチケットの利用者が多い。

厳冬期の御在所を楽しめてよかったです。皆さん、ありがとうございました。

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