１２１２ｍ　（三重）

２０１５年２月２８日　晴れ Ｐ７：１５〜（中道）〜朝陽台９：３０〜望湖台１０：００〜鎌ケ岳（１２：００〜１２：２０）〜（左俣）〜（三ツ口谷）〜ダム湖跡１３：３０〜Ｐ１４：００ いなべ辺りで朝日が奇麗。 キレット手前で突風が吹きぬけた。 富士見尾根岩稜帯を過ぎると、ただの緩やかな雪斜面。ここはどこ？テラスから上の岩場も新雪の登り坂で気持ちいい。その後のガレも富士見岩直登の雪もサクサク。めちゃいい雪！ 富士見岩到着。 朝陽台への遊歩道に、霧氷の白いトンネル。また、ここはどこ？階段も丸い岩も全部雪の下に埋もれて段差も何にもないただなだらかな白い雪原が広がっているばかり。 真っ白な朝陽台に到着。 遊歩道脇に積み上げられた雪は、前週より背高になっている。 望湖台も記念碑も峠道も全部サクサク。これ以上いい雪はないよ！ 武平峠。 鎌ヶ岳への登り、あちこちに雪庇がしっかり残っている。雪壁の手前の掘割道は埋もれてまっ平ら。ここに道なんてあると思えない。 相方は、前回通過してしまった雪壁を、今日はちゃんと登る。「折角あるんだから」 馬の背岩の上に雪庇ができていた。白馬主稜から行く白馬岳のそれみたいだ。ここで、こんなのは今まで見たことも乗り越したこともない。すごーい！ 山頂の鳥居は雪に埋もれた。雪が鳥居を超えている。皆、その上を平気で歩いている。罰があたりそう・・・ 尾根から左俣へ。突き出た雪庇が格好いい。 そこからはサクサクとアイゼンを効かせて急斜面を降る。気持いい雪。しばらくするとネチッとした雪に変わった。その雪が足に纏わりついてくる。今まで、私が体験したなかで一番いい雪。 傾斜が緩やかになると、又新雪が出てきた。ここもちょっと粘り気がある雪。 谷の下部では見たこともない雪庇が次々と現れる。その美しさにドキッとしたりハッとしたり。振り返り振り返り降って行く。降りて行くのが惜しいよ・・・またまたここはどこ？穂高？剣岳？こんな美しい雪に会えてラッキー！ 駆けおりた三ツ口谷もしなやかな極上雪だった。 尾根に出て、再び三ツ口谷へと降りる。おまけの堰堤下の斜面もサクサク・・・ 雪が多かった今年（十余年、御在所に通った私の経験では最高）の冬のフイナーレは夢心地の左俣。次、こんな雪に会えるのはいつだろう・・・楽しみ！