白馬五竜

        (長野)
HAKUBAGORYU

2009年2月5日 はれ

めっきり春めいて気温が高い。暗い冬の光はどこかへ行ってしまった。
白馬の雪はどんなかな?そうだ武田菱に会いに行こう!

夜行日帰りバスツアー。暖冬のせいで国道沿いに雪がない。このまま地球がどんどん暖かくなっていつか雪が見られなくなるかも・・・。そんな心配をしながら早朝の五竜スキー場へ。

気温マイナス3度。無風。積雪200cm。新雪なし。
御在所より暖かい。ゲレンデ周辺はなんだか春みたいな雪だ。木の根のまわりが丸く融けている。
空が蒼い。空ってこんなに深い青だったかな?て思うほど蒼い。冬の白馬の空は澄み切って吸い込まれそう・・・。

とおみゲレンデ。
上はうっすら新雪で気持ちいい。中ほどからは凍ったようなガサガサ雪。


アルプス平。
天気は快晴。真っ青な空に真白き峰。そこに黒い武田菱が格好いい。私はやはり五竜岳に会いたかったのだと気づく。つづく白馬三山も真っ白。なだらかにたおやかに裾を広げている。
余りに魅力的な峰にしばらく目が離せない。滑りながらもリフトからも。何処に行っても目がそこへ行ってしまう。惹きよせられる。
ゲレンデは新雪に覆われて、なめらかで柔らかなクリームみたいな雪。

 
白馬47へ。
地蔵の頭から47のルート1へつなげて一気に滑り降りる。
気分は爽快だけどベースセンター直前の急斜面が怖い・・・。
ゴンドラから見下ろすルート4スノーパーク。ボーダーが宙に舞っている。気持ち良さそう!



二つリフトを乗り継いで五竜岳に戻る。
午後になるとぐんと人が減って、広いゲレンデがより広く感じられる。こんなスケールのでかい白い尾根の雪を独占できるなんてめちゃ贅沢。
朝同様、風はなく暖かで穏やか。天候も雪も最高でこれ以上はありえない・・・。
ずっと一日中、五竜の武田菱に見守られ、白銀の世界を駆け回って幸せでした。


白馬村あたりの白い大地を見下ろし、仕上げはとおみゲレンデで。
チャンピオンダイナミック林間コースから少し降りた地点からのコ−スが気にいる。たしか昨年は怖かった・・・。今日の粉雪に上手くなった気分!
疲れて足が痛くなってきた。春のように気温が高くなって、エスカルプラザ付近では雪がベタベタ。二月の白馬でこんな雪!
留学生かな?ヨーロッパかカナダかの若者が多い。


エスカル3Fの湯で汗を流し、学生等で満席のスノーライナーに乗りこんだ。やっぱり白馬の雪はいい!

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