伊吹山
1377m
(滋賀)



2004年9月9日 くもりときどきはれ 

神社前P(7:00〜7:15)〜3合目8:45〜山頂東遊歩道(10:30〜11:30)〜P14:00〜薬草の湯(14:15〜14:45)




伊吹山の秋の花に会いたくて神社前に車を置いて山頂をめざす。
平日なので登山者は少ない。一人で来るのは夏以来2回目。
1合目の草花は、朝露がついて夏に比べ生き生きしていた。秋の気配のコオロギやカンタンなどの虫の音を聞きながら行くとなぜか心がゆったりして落ち着いた。
3合目、夏にユウスゲが咲いていたところは一面ススキの大草原となっていた。所々にハギも見られ、うろこ雲の秋空を仰ぎながら行く伊吹山は秋本番だった。




フウロソウ、クサボタン、アザミの花が一杯くっついたようなタムラソウ、ゲンノショウコ、ワレモコウ、アキノキリンソウ、白いテンニンソウ、薄紫のレイジンソウ、9合目に行くと紫のリンドウ、シオガマなどが咲いていた。
期待した山頂の白のサラシナショウマやトリカブトはほとんどなかった。
今日の主役はやはり「リンドウ」。濃い藍色は秋の色だった。
夏の花が終わって台風で荒れた感じの山頂。
そこは華やかなお花畑が消えて、夢の後のような寂しさだけが残っていた。


山頂でアサギマダラがまだ2、3頭、過ぎ行く夏を惜しむようにヒラヒラ舞っていた。(先日、蝶は一頭二頭と数えると知った。)
時々日がさして蒸し暑かったので下りは傘をさしておりた。
スキー場では赤やピンクのパラグライダーが飛び立つ練習をしていた。
すっかり秋のたたずまいの伊吹山。
お目当ての白いサラシナショウマには会えなかったがなによりリンドウがすがすがしかった。
今日はさわやかな高原の秋の風情を満喫出来て良かった。サラシナショウマは次の楽しみにしよう。


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