伊吹山
       1377m(滋賀)

IBUKIYAMA

2004年1月18日 晴れ K・I ・I ・H・Oさん・M夫妻・夫と9人

自宅5:30〜薬草の湯(6:30〜7:30)〜山頂10:00〜薬草の湯14:00

ゴンドラ¥800

昨年と同じ神社手前右の駐車場に車を置く。ゴンドラを下りてボードやスキーの人を横目にホテル前から歩きだす.
思ったより雪が少ない。御在所岳が70cmも降ったのに、伊吹山はほとんど降っていない。
リフトを過ぎた辺りから見事な雲海を見下ろすことになった。白い雲海は山にぶつかると盛り上がったりして、ゆっくりと伊勢湾の方に流れた。
この雲海に心を奪われながら、H・O・Mさん私とトップを交代して登山道脇の草を踏んで行く。

八合目の小屋辺りから琵琶湖の向こうに白い比良の山々が、又前の霊仙山や伊勢湾、霊仙山の向こうに雨乞岳と綿向山などがはっきりと望めた。
雪は固くて歩きやすいところもあったが時々はまりこんだ。九合目近くですべるのでアイゼンをつけたかったが、つま先で蹴るように行ったらどうにか行くことができた。
そこからは真っ白の大雪原が広がっていた。風が通り過ぎただけの遊歩道の左手雪原を横目に「あそこ歩きたいな」と思いながら頂上へと駆け上がった。



山頂からは左手に白山の裾の山々、平家岳、能郷白山、野伏ケ岳など、右手には三角の笠ケ岳、穂高岳、黒部五郎岳、立山など大パノラマだった。
絶壁で雪がつかないという黒っぽい剣岳西壁をKさんの双眼鏡で見た。
白山からの風でできた大きい雪庇の前に、雪のイスとテーブルが出現した。風もなく暖かな伊吹山山頂だった。
下りで、山頂からただ白いだけの雪原を西の方へ歩くと、雲の上を飛ぶ鳥になった気分で最高だった。そして誰も歩いていない雪の斜面をすべりおりた。
スキー場から山頂を仰ぐと、伊吹山はただ白い霧に包まれているばかりだった。
 
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