一壁

        1212m (三重)
GOZAISYO
2014年8月2日 曇りのち小雨

空が暗い。裏道でI木さんら。四の渡しあたりでクライミングする若い人がいる。岩が濡れて大変そう・・・

北岳バットレスには、一ケ所懸垂下降がある。練習しなくてはと、 何年ぶりかで一壁へ。


一壁。
細かい雨が降っている。
天候がイマイチなのに、クライミングする人が何人も・・・

3ルート。
登れるかな?下から仰ぐと真中まで岩が濡れて光っている。相方が中ほどで一度スリップ。今日は危ない。途中で降りるってどうするのかな?又、雨も降ってきたし・・・と思っている間に上へ行ってしまった。

私、取り付くとやっぱり岩がぬるぬるして気持ち悪い。どう動いたのか忘れているし・・・あちこち岩を見て、足を置き替えて四苦八苦。上部の岩は乾いて気持ちよかった。

2ルート。
ほとんどチムニー。あちこち手がかりがあるのに結構難しい。前だけでなく後ろや横の岩を見て触れて、手や足を置いてどう登ろうかなって考える。その思案している瞬間が楽しい。「あっそうか」って動いて、その岩はすぐ通過してしまうのだけど・・・



懸垂下降。
そのまま2ルートで降りる。先行さんが剣岳の練習。結構、手間取っている。見ていたけど、やっぱり先生に確認してもらいたい。バックアップも取って降りる。
思い切り体を後ろに反らす。「足を肩幅に開いて」先に降りたK林さんから声がかかる。ありがとうございます。何度やっても、懸垂は緊張する・・・

小雨が降り続いているのに、Tまさんは一人で壁を走りまわっている。四の渡しの若い人たちも来た。我々は今日はここまでとする。小雨の中、二本と懸垂下降の練習ができてよかった!

壁から藤内沢へ降るのが怖い。濡れた岩が滑ってヌルヌル。危ない。「慌てない、あわてない」と自分に言い聞かせ、慎重に確実に一歩一歩足を置く。裏道に出て、ホッ。その後の河原の鎖場も事故が多いらしいのでより慎重に。

藤内小屋。
皆さん、お揃いで。I上さんからは熊情報。最近、長石尾根で出くわした人がいるそうだ。数年前にも聞いたことがあった。確か、その後永源寺でも捕獲されていたことがあったような・・・

鎌ケ岳、気をつけよう。



登山口。
藤の花のように垂れ下がって咲く花見っけ。御在所に十余年通って初めて見る花。なんて花かな・・・

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