鎌ケ岳  
     1162m
(三重)


2006年4月29日 くもりのち晴れ

旧料金所P7:00〜朝陽台8:55〜武平峠9:50〜鎌ケ岳(10:45〜11:00)〜(馬の背尾根)〜三岳寺13:30〜P14:00

今日はみどりの日。駐車場あたりの桜や新緑は今一番綺麗。アカヤシオはどうかな?昨日気温が高かったので一気に咲いたかな?


登山口からミツバツツジが咲き乱れている。綺麗。いつも花が咲いてからはじめてこんなに多かったの?と気づく。
今日はなんとなく体が重い。山の花から元気をもらいながら歩く。
おばれ岩では先々週蕾だったアカヤシオが咲いていた。淡いピンクが可愛らしい。でもまだ満開ではなく咲き始めと言った風情。
岩だなザレ場下で大雪の日に乗ったスラブ岩に乗る。ザラザラして気持ちいい。
岩棚も地蔵岩もアカヤシオはまだまだ。先週も冷えたから躑躅類の開花が遅いようだ。中腹から上は来週以降かな?
キレットの見える岩、やっとコブシの蕾がほころび始めた。その側でアカヤシオの蕾がいっぱい。ここは来週見事な花をつけるでしょう。
よく見ればピンクの蕾の傍に黒いフタホシテントウ。花の中とか傍に虫がいるとなんともほほえましい。
残雪はすっかり消えていた。
アカヤシオは咲いていないし、あたりはガスッて景色もない。
ガスが本谷をかけ登って大黒尾根は白く幻想的。
山頂付近はアカヤシオの蕾も固い。木の花はないけどその根元に白くバイカオウレン。こんな所に咲いていたなんて今まで気がつかなかった・・・。楚々とした雰囲気がいい。
遊歩道から望むと鎌ケ岳山頂あたりが暗い。カッパ上衣を着て雨を心配しながら歩く。
タテヤマリンドウを探して行くも見つけられず。峠手前でコブシの白さにハッとさせられる。この花はとても気品がある。ちょっと気高いような・・・。
武平峠。展望台そのまま通過。
アカヤシオのピンクの蕾が可愛い。茎がしゃんとして頑張って伸びようとしているような姿勢のバイカオウレンも可憐。
山頂直下は岩崩れ。右に入って大岩を前方から左へ。行けた!
鎌ケ岳山頂の視界ゼロ。何も見えない。
立ったまま小休止。パン、飴、お茶。
山頂を降りる頃パラパラ・・・。雨かな?すぐやんだ。



岳峠から白ハゲへ。アカヤシオが右に左に美しい。可愛らしい。時々コブシの白。
白ハゲを見下ろす高台に出た。ここから見下ろすキララ峰が好き。
まっすぐ降りず右へ白ハゲの岩上からザレ場を滑る。ここは初めて。砂が雪のよう。ボロボロの岩も崩れやすい。
キララ峰分岐あたりからイワウチワ。
長石谷への分岐を分け、さらに馬の背尾根を降りて行く。ここは三回目。復習しながら進む。右へ右へ折れてあこがれの「日本庭園」へ。新緑とミツバツツジと白い尾根がなんて綺麗なんでしょう。
ミツバツツジの色も濃い紫。鮮やか。


イワカガミの赤い蕾がいっぱい出てきた。
尾根上方で見たイワウチワも今出てきたイワカガミも葉がよく似ていて区別がつかない。ユキノシタのような形で艶がある。
それからは行けども行けどもイワカガミの蕾。

咲くのは来週かなと思っていたら銅像を左に見てしばらく降りると一角にイワカガミの群生。みんな今咲き出したばかりに見える。
ここは日当たりがいいのかな?標高も低いし・・・。今日の一番。花びらが濃いピンクのもの、淡いもの。それぞれがそれぞれの美しさ。群生がいくつも・・・。
山の花って厳しい環境の中で何処からこの美しさを作り出すのでしょう。強くて綺麗な花に魅せられる。



そしてヤシャブシなどの新緑の彼方に地蔵岩とおばれ岩を仰ぐ。その後方霞の中に白い鉄塔。
降りた三岳寺は山桜、赤い木蓮、白木蓮、モミジの新緑が美しい。ここの春は始まったばかり・・・。
花が多い馬の背尾根。来週はきっと花が咲き乱れることでしょう。


大石公園付近で「わさび」を見つける。目立たない白い花もつけて・・・。シャクナゲも鮮やかな赤。
あたりの木々は芽吹いて柔らかい葉を伸ばしはじめている。そして若葉でおおわれた御在所岳周辺の山々は萌黄色。眩いばかりの光の中で春が輝いている。


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