地蔵岩。
久しぶり。何度登っても怖いけど気持いい。汗ばんだ体に風も心地いい。岩の下にはマンサクが咲き始めている。
キレットの見える岩。
凹角部にも雪は全くない。その上岩でボルダリング。コブシの下に行こうと取りつくも中ほどで滑り落ちる。岩は冷たくないしザラザラして気持ちいい。クラックには靴を楔のように入れて・・・。うまく出来ない。体ごと入るようなクラックでは入りすぎてしまうし・・・。
所々に残雪が現れると「わ、雪。」とはしゃいでしまう。「ザラメ雪。」砂糖でそんなのがあったけど・・・。春を感じるこの雪のざらざらっとした感触がいい。岩のように硬い雪もある。岩と時々現れる硬い雪とざらめ雪に、やっぱり山は「雪と岩」だなて思う。
鶯がもうちゃんと上手に鳴いていた。やはり春!
春霞にもやっとしている周囲の山々。山頂の白い御嶽山、乗鞍岳、中央。黒いばかりの恵那山。
富士見岩下の岩場。
鎖場あたりが崩れた。大岩がはるか下に落ちて、木もなぎ倒されている。この辺りの岩歩きが結構好きだったので変わってしまって少しがっかり・・・。
雪どけの季節は落石が多く危険。こうやって山は崩れて少しずつその姿を変えていくのだろう。
富士見岩。
白山が白い。淡いピンクにも見える。霊仙の左に美濃の山?も白い。
本谷を見下ろすと登山者が二人。残り少ない硬そうな雪を歩いている。
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