鎌ヶ岳 

       1162 (三重)

2010年6月19日 霧雨のちくもり

P7:00〜(中道)〜朝陽台〜望湖台〜武平峠10:30〜鎌ヶ岳11:40〜(三ツ口谷)〜P13:30

登山口ではウツギが満開。木が白くなるほど花を付けている。
さて、今年のササユリはどうかな?


おばれ岩手前で、蕾発見。未だ固い。来週かな?
コアジサイが薄紫になってきた。
霧雨でしっとり濡れたツガの新芽も綺麗。

地蔵岩。
頬ほんのりピンクさん一輪。どことなく遠慮がちに、コメツツジに身を隠している。その控えめで上品な雰囲気がいい・・・

ベルベットのような光沢の苔も綺麗。


サラサやタンナサワフタギは、雨が降っても、雨を気にすることなく平気で咲いている。逞しい。遊歩道はタニウツギの回廊だった。



望湖台。
ショウキラン発見。そしてアカモノ!こんなところに?と思う場所に咲いていた。


霧雨が降ったりやんだり。風がない。ササユリを捜しながら鎌ヶ岳へ向かう。

ギンリョウソウ、ヤマツツジ。

そして今年も会えました、ヤマボウシ。木が小さいので?花は二つとさびしい。

タツナミソウ、星形みたいに見える苔と、次々現れる花や木に励まされて歩く。


鎌ヶ岳山頂。
ガスっている。イワキンバイの蕾。鳥居前のミカンみたいな小さい花。
祠前のタニウツギも満開。


尾根を降りる。
左俣のホオの木に花が!大木なのに、花の数は3個ほど。直径15センチくらいの大きい花を木の枝越しにのぞきみる。雨にもめげず、天に向かって咲く淡いピンク色の花が神々しい。なんて力強くて逞しい花なのでしょう!

草原のような日本庭園。
ここにもギンリョウソウ。


三口大滝は水量が多くて迫力がある。豪快な水音と水しぶきにしばし圧倒される。すごーい。


堰堤手前で可憐なエゴノキの花。咲き始めの卵型が可愛い。

ダムに降りるとモリアオガエルの卵。カエルはちゃんと考えて、川の流れの上に作っていた。堰堤の下にも。

その下流ではみどりの梢に、雪のように白いヤマボウシ。あまりの白さにハッと息をのむ。

スカイライン沿いの道に出た。
ネジキ。この花は米粒のような透明感ある白。小さい花は行儀がいい。まっすぐに並んでついている。


駐車場に戻ると、カッパをはいていた相方の太ももあたりにヒル一匹。山から連れ帰ったようです。スパッツの中に塩をまいていた私は大丈夫!


お目当てのササユリは少なかった。でも他の花々に会えてよかった!梅雨の真ん中、霧雨しっとり山歩きでした。

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