鎌ヶ岳 

       1162 (三重)
2011年4月24日 はれときどきくもり 強風

P7:00〜(中道)〜朝陽台〜武平峠〜鎌ヶ岳〜白はげ〜犬星の滝〜(長石谷)〜P13:00

希望荘手前の尾根は山桜と新緑が美しい。菰野富士も若々しい萌黄色。やっぱり春はいいな・・・

登山口あたりでは、アカヤシオがいっぱい花をつけている。シロモジの黄色の花も。枝が重そう。

ロープウエイの見える岩。
日本庭園?のミツバツツジに日が射してきた。蒼く澄み切った空にピンクの花びらが映える。華やかで可愛い花が空を彩っている。

地蔵岩。
大地は水鏡。いつのまにか、田んぼに水が張られて銀色。キラキラ光ってる。キレットから上のコブシはまだ蕾。アカヤシオの花はほころびかけている。



チビッ子そり広場。
雪の量は先週と変わらない。たっぷり雪。
手がかじかんで来た。


風が冷たくて、寒くて・・・タテヤマリンドウはまったく開いていない。どこで何をどう感じて開かないのでしょう。賢い!
望湖台をパスして、先を急ぐ。


峠道。
アシビの花数が多い。風が冷たいので、ゆっくり歩いていられない。駆け降る。峠に着くまで、走りっぱなし。必死でついて行ったが、その後の登りが・・・

体が重い、足が上がらない、疲れ果てバテバテ・・・つくづく体力がないことを実感する。ウォーキングにジョギングもプラスしなくては・・・

山頂直下。
Aさん等団体さんが降りて来た。強風に今日も大岩に乗れない・・・

鎌ヶ岳山頂。
キララや入道の裾野を山桜が彩っている。薄墨桜のような黒っぽいさくら色・・・

山頂は人が溢れている。春を待ちかねた人がくりだしたのだろう。祠前で昼食。


今日の目的は○○○○○
それでは、白はげから降りよう。岳峠あたりでOさん等が登ってきた。廊下から尾根を降る。誰かさんがショウジョウバカマの白い花を発見!

この尾根は日当たりがよく温か。というよりむんむんする。


ミツバツツジ、アカヤシオの蕾、コブシ、シャクナゲの蕾、次々春の花が出迎えてくれる。やっぱり春は馬の背尾根、花街道!


谷に降りる。どこもかしこもイワウチワ。川沿いから尾根の上まで咲き乱れている。
突然、目の前に白い花!その近くのものは皆白い。清楚な白のイワウチワは別の花のよう。

五枚の葉?のツクバネソウ。たしか4枚だったと思うけど・・・


○○○○○
今年も会えた!名前からして春にふさわしい可愛いい花。鮮やかなこの色はどこから来るのでしょう。

岩の隙間にどんな栄養分があるというのだろう。ただ沁み出した水があるだけの崖に健気に命つないでいるのだ。なのに心ない人が踏みつけたり取ったりする・・・悲しくなる。花の声が聞こえるでしょう?

このあたり、先週蕾だったイワウチワはみな花開いた。ひらひらドレスを纏って踊る可愛い妖精達!



あちこちにホトトギスの葉を見つける。汚れたように見えるのが特徴。

河原に降りる。
緑の水の彼方に柔らかな緑!生れたての瑞々しい緑。なんて淡く優しく美しい色なんでしょう。

黄色のシロモジは小さな花の集まり。柔らかな緑の葉は産毛に包まれている。恐竜の葉になっているのかとのぞいてみるが切れ込みがなく丸い。花のついてない枝の葉を見ると「恐竜の足」だった。

登山口。
C新聞に掲載されていた、「花を取らないで」の看板。鈴鹿のあちこちに取り付けたそうだ。
駐車場ではまだ山桜が咲いていた。尾根は咲き始めたアカヤシオでピンクに色づいている。朝は気付かなかったから、午後になって咲きはじめたのかな・・

好天だったので人出が多い。スカイライン沿い両側、車の列が延々と続いている。この一年ほど、おしゃれな若い人がぐんと増えて、登山者の年齢層が変った。四季を通じて、天候にもあまり左右されず?に、楽しめる山歩きはいい!

特にこれからの花の季節は、刻々と山の色が変わるから目が離せません。雪の時もそういっていたような気がするけど・・・

だから、やっぱり私は、毎週御在所へ通わなければならない!

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