鎌ヶ岳 

       1162 (三重)
2011年11月12日 くもりのちはれ

P7:05〜(中道)〜朝陽台8:50〜武平峠10:00〜鎌ヶ岳(11:00〜11:30)〜(三ツ口谷)〜P13:30

蒼滝トンネルの駐車場は数台空いている。旧料金所跡は満車。温泉最奥駐車場のゲート近くに停める。パトカーが来て前の車に「白線より出ないよう」に注意している。ここは駐車できるようだ。

しばらくしてTさんが来たが、我々に気づかず、すぐUターンして戻って行った。トンネル上の駐車場なら裏道に近いし、宮妻に変更かもしれないし・・・お先に出発する。

登山口にシラキ?綺麗。
山を歩きすぎて膝が痛いので、足と相談しながら進む。歩けなかったら散策にしようと思っていたが、7日よりはずっといい。

途中で相方がストックを貸してくれる。今日は、ダブルストックの練習としよう。今までうまく使えなかったけど、やってみるとめちゃ楽ちん。四本の手足に体重を分けている感じで、膝が楽。ただ、ストックの先を置くところに気をつけなくてはならない。


上のテラス。
藤内小屋近くが微かに黄色。ガスってきた。

富士見岩も朝陽台もしぜん学校も真っ白。

除雪車が登場。人工氷ばくの枠組みもできて、御在所は冬準備OK。
Tさんは何処へ行かれたのだろう、国見尾根かな?

私の膝はストックのお陰でここまで大丈夫。大事を取って、中道を降りようかと思ったが、大渋滞かも・・・では武平峠まで行ってみよう。

相方は望湖台へ行ったが、私はパス。

あずまやで待っていると寒い!記念碑まで登るとうっすら青空が広がった。三角点をバックにタンナサワフタギが赤い実をぎっしりつけていた。



峠道から見降ろすと三重県側から滋賀県に向けて車が走っている。トンネルも通れるようだ。

振り返る御在所は冬枯れ。遠く馬の背尾根の下の方に黄葉が見える。

武平峠着。
「ここからもストックで行けるかな」と思っていると、オニギリを一個差し出して「別れよう」と一方的命令口調の相方。自分だけ馬の背尾根を降りようという魂胆。足手まといと言わんばかり。相談なしに勝手に決めて、まったく亭主関白!

「ゆっくり行くから」とストックを使って登り始める。中道同様めちゃ楽。四本足の鹿やカモシカにでもなった気分。フランスでは皆ストックを使っていたが、なるほど頷ける。



展望台。
御在所はすっきり全容を現した。雨乞岳の頭は、まだ雲の中。

前尾根似の岩場を登って大岩へ。



鎌ヶ岳山頂。
人が多くて、ささっと登って降りる。私の岩もさっと。南へ行くとここにもすごい人。

青空が広がった。

祠前が空いているのでここで休もう。この木も春と間違えている・・・
オニギリ、ラーメン、リンゴ、紅茶。



知らないうちに、北から南からどんどん人が湧いてきて足の置場もないほどになった。どこから来たんだろう。

きっと、鎌ヶ岳が「重いよ!」って言ってるよ。

紅葉がいいのは谷沿いかな?それでは三ツ口谷から降りよう。


谷からもどんどん人がやって来る。登山道の途中で休んでいたりする。

標識のある草原で、赤や黄色の黄葉が目に入り、引き寄せられるように谷へ降りる。最近は、巻き道や長石尾根へ行って谷を歩いていない。久しぶりの谷道。

所々、木の根が濡れて滑りやすく危ない道。木や木の根をしっかり持って保険をかける。 滝への急な道も今日は降る。ここも木の根を持って滑落しないように慎重に。


大滝。
光がないから残念。滝から下は、空が黄色に染まる。上を向いて歩こう、綺麗キレイ。

河原で作業している人が「紅葉は、ここが一番だろう!」と自慢げに声をかけてくれる。

小滝付近も、堰堤からの御在所も美しい。ダム跡も綺麗。



えん堤から下の三滝川も黄色がいいけど、光がほしい・・・


スカイラインは、紅葉ドライブの車が多い。所々カエデの赤が目立ち、紅葉は山の家まで続いた。

それなのに、裏道登山口あたりや、温泉街はまだ緑のまま!きっとそれぞれの木にも葉を落とす準備があるのだろう。

来週はこの辺りに降りてくるかな?

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