鎌ヶ岳 

         1162 (三重)
2012年1月22日 晴れ

P7:00〜(中道)〜朝陽台9:20〜望湖台10:00〜武平峠11:00〜鎌ヶ岳(12:15〜12:45)〜(尾根から三ツ口谷)〜大滝13:30〜P14:15

O田さん等は本谷へ。こんな水を含んだ雪の谷はどうかな?と中道へ。
昨夜冷え込んだらしく、昨日よりは固い雪。はまり込まない。一日で雪質が変わる!

風がなく、穏やか。暑い、手袋も要らない。


北谷テラス。
手前のスラブ岩、岩の上の雪を踏んで歩けた!前尾根もこうなっているのかな?

釈迦岳に雲が纏わりついて綺麗。大地の煙はほとんどまっすぐ。

キレットの上で、もうトレランさんが駆け降りて来た。はやっ!「夏にアルプスの雪渓降る練習になるね」といいながら。まるでスキーしているみたい。


黒いエルガーフエイスを仰ぐ。S本さんが追いついてきた。「ピッケルを買わないと本谷へ行けないそうだから、中道から来た」 そしてさっさと追い越して行った。12本アイゼンで。


富士見岩。
随分遠くまで山が見える。鎌尾根あたりの雲海が美しい。

朝陽台。
本谷グループはまだ到着していない。歩きにくい雪なのかな?


そり広場。
しっかりしたスロープになったから、スピードが出るだろう。


望湖台。
雪尾根は固い。サクサクした雪を歩く。


望湖台に立つと、雨乞岳がジャーン!姿を現した。白く美しい峰。雲もいい。



もう一度雪尾根を歩いて、記念碑、笹原へ。はまり込まない雪・・・


遊歩道。
昨日の自分のトレースを歩く。固いのでずっと歩きやすい。その後にも数人歩いたようだ。

ゲートは半分埋もれている。掘割道は、ごっそりはまる所や、岩が出て滑りやすい個所がある。ここも昨日よりずっといい。



武平峠。
ちょっとはまるので、登りに備え、相方はわかんをつけている。落し物の帽子を拾って、峠の案内板にかけた。私はつぼ足で。

上から「帽子持ってきて」の声。雪壁を乗り越えて、先行の若い人に帽子を届ける。遠路名張から、ようこそ雪の御在所へ。



雪壁。
これを楽しみにしてたんです。今年もできていました!ルンルン気分で、真中を攀じ登る。


三ツ口谷。
源頭部に雪はあるけど、まだはまりそう・・・


雨乞岳裾に雲が纏わりついてきた。綺麗。どこかアルプスのよう・・・

山頂直下の岩場。
岩は雪に埋もれ、雪の階段トレースができていた。

大岩に雪はついていなかった。カラカラで夏みたいなので、普通に登る。私の岩も。雪と乾いた岩を歩けてラッキー!


鎌ヶ岳山頂。
雪庇らしきものができた。祠はほとんど埋もれ、鳥居は半分になった。そして二段の雪山になっている。



南には雲海が広がって、仙ゲ岳辺りが美しい。

風がないのでこの南面で一休みしよう。単独女性は武平峠から。もう一人単独男性はカズラ谷から。帽子の彼もこちらに来た。

春のように穏やかで、温かな日差しが降り注ぐ雪山。それは私が一年中で一番好きな鎌ヶ岳・・・

はるか遠く蒼い峰に魅かれながら、雪山でゆったり紅茶を頂く。めちゃハッピー!


岳峠からもガスが湧きあがってきた。


降りは、尾根から三ツ口谷へ、名張さんと一緒に降りることに。
巻き道から谷へ降りて、あちこち氷を楽しんで・・・


温泉を案内。その後湯の山駅まで送る。我々も、知らない山へ行った時、よく地元の人に親切にしていただく。そのおかえし。

「御在所とてもいい山ですね」と気にいってもらいました。私のつぼ足を心配してもらったけど、このサクサク雪なら大丈夫なんです。

彼は、「雪山は始まったばかり、スキーバスを利用して、これからあちこち出かけます」とやる気満々。やっぱり若い人はパワーが違う。そして前向き。元気をわけてもらいました。

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