鎌ヶ岳 

         1162 (三重)
2012年2月26日 くもり

P7:00〜(中道)〜朝陽台8:40〜望湖台9:15〜御嶽神社9:25〜武平峠9:50〜三ツ口源頭10:40〜左俣出合(10:55〜11:25)〜(三ツ口谷)〜ダム湖跡12:20〜P12:40

菰野町に入ると小雨。駐車場には小雪が舞っている。昨日の雨で雪が融けた黒い山を見て進む。足元に雪がない。

おばれ岩下辺りからは、登山道は氷道。相方は、雪がないおばれ岩横岩を登り始めた。これで克服できるの?

新雪がうっすら。この雪は歩きやすい。固い岩のような雪は滑らない。
エッジで蹴り込む感覚が気持ちいい。軽く蹴り込むだけで決まってささっと歩ける。


上のテラス。
霧氷ができている。

ガレ。
手前の看板から進む。トレースは固く雪の階段。スイスイと富士見岩へつなぐ。先週の美しい結晶に覆われた尾根は消えた、跡形もない。黒っぽいだけの尾根を行く。


山が黒いので、ここまでほとんど写真を撮っていない。固い雪歩きは速い。疲れない。楽しい。


朝陽台。
二つの雪山に乗って、レーダー前から降る。時々ごっそりはまりながら。ここの樹氷が一番豪華!固く凍った雪面を歩いて、遊歩道へ出る。


そり広場。
誰もいない。人工の氷ばくはちょっと融けた。バナナ、カステラ。

遊歩道。
下が固く凍っているので歩きやすい。

望湖台。
案内板から、直登。はまりこまないので速い。雪尾根は足跡だらけだった。ここの樹氷はちょこっと。


記念碑。
相方は地獄谷寄りに雪尾根を行く。コクイ谷へ行くつもり?

はまり込まない雪原は気持ちいい。サクサク歩いて長者池から御嶽神社へ。

御嶽神社
今年初めての参拝。アシビのフリル氷に見惚れる。

ゲート手前では何処でも歩き。いい気持で歩いていると、またごっそりはまりこむ。


峠道。
うっすら新雪の下は固い雪。めちゃ気持ちいい。はまらない楽ちん雪。体重差ではまりこむ人、そうでない人との違いが出る。私は、まるでリスかウサギ。ピョンピョン飛び跳ねても、ちっともはまらない。そして何度も後ろを振り返って待つ。普段遅くて足を引っ張ってばかりの私が、先に立つ余裕があるなんてはじめて。快調快調!

そして、反対の立場に立って、いつも迷惑をかけている事を知る。遅くてごめんなさい・・・

あっというまに峠へ着いた。

武平峠。
下半分融けた雪壁を攀じ登る。一番てっぺんに到達、結構いい気分。

露岩。
風がきついので登山道から。Tさんの真似をして、左の岩に取りついて、右壁にトラバース。手足が短い割にうまくできたよ!

二段雪壁。
ちょっと融けて柔らかいけど、蹴り込んで乗り越える。

展望台。
綱渡りのように、岩の横の雪を歩く。



先週の雪庇は縮んだ。源頭部直前はひび割れている、こわっ。

今日は鎌ヶ岳山頂へは行かず、ここから降りる。登山道から源頭を見降ろすと、上の方に雪がない。危なそう・・・
山頂を見上げると、樹氷ができている。でもすぐガスって見えなくなったりする・・・

その辺のガレから左手に降りよう。

岩場は凍っている。落石しないように静かに歩く。降り際の雪が固くて、ちょっと足をひねってしまった。

少し降りた谷から見上げると、荒々しい岩場と雪。またまたいい気分。ここはどこ?八ヶ岳?アルプス?鈴鹿じゃないみたい。


灰色にみえる所は、氷ではなくしまった雪。そこに白く見えるのが新雪。灰色と白の雪を歩く。ザラっとしたモナカ雪と、クリームみたいななめらか雪。その違いを足裏で感じる。いい気分。


あっという間に左俣出合。休まずに来たのでここで一休み。ホットドリンクでほっとする。パン、そば、バナナ、紅茶。

足元の雪の下には、雪融け水が流れている。

滝巡り。
氷が小さくなった。登山道の雪も融けてグサグサ。緩んだ雪は先週より危ない。

小滝。
淵に氷はなかった。手前の岩棚の粉砂糖雪が美しい。

H山岳会の氷壁。
今にも崩れそう。夢のようにはかない氷遊びだった・・・

ダム湖跡。
一番下の滝に氷はない。先週あった左手岩壁の透明氷もない。ちょろちょろと水が流れているだけだ。



でもダム湖跡はまだ雪野原。名残惜しい気分で白い世界を歩く。

スカイラインに出るともうそこには、雪のかけらもない!黒い道。

鎌ヶ岳山頂に行っていないからか?行動が速かった。まったく楽ちん。いつも、今日みたいな雪があったらいいのに・・・

それはありえない!もう来週は三月なのだから。


いなべ両ケ池.。
鳥の姿がない。冬には水面が黒くなるほどいたのに、もう数えるほど。鳥は日照時間などから、春を感じて行ってしまった。

あっという間に冬が終わった!そして春がそこまで来ているのです・・・

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