鎌ヶ岳 

        1162 (三重)
2012年3月18日 くもりのち小雨

P7:00〜(中道)〜朝陽台〜望湖台9:15〜武平峠〜鎌ヶ岳10:50〜(長石谷)〜P13:00

東の空はあいているのに、鈴鹿の山は曇っている。
駐車場につくと、人懐っこいハスキー犬が寄って来た。首輪がないので捨てられたのかな?

おばれ岩下のマンサク。
この木だけ花数が多い。でもちょっと色あせている。先週が見頃だったそうだ。一週休むとチャンスを逃します・・・


今日は、気温も湿度も高い。汗が額からポタポタ流れる。夏みたいに汗をぬぐったハンカチを絞っている人もいる!

雪はないし、天気も悪いし・・・ただひたすら歩く。
地蔵岩辺りや、北谷テラスのマンサクには、花がない。裏年かな?
足元には岩のような雪。キレット手前も。コブシの見える岩場から先も固い雪道。

富士見岩エルガーフエイスの岩。
ガスっている中でも、よく目を凝らすと、うっすら輪郭がわかる。

岩稜帯。
鎖場からは雪が多い。

上のテラス。
登山道を雪融け水が滝のように流れている。その後も固い残雪道。

富士見岩。
何も見えない。相方は足がつったようです。二月に足の筋が伸びてから、体調がイマイチ。

朝陽台。
雪山が小さくなった。樹林帯をどこでも歩き。スパッツがないので靴に雪が入って冷たい!

そり広場。
人工の氷ばくが消えた。やっぱり春だ!
この先のことを考え、スパッツをつける。登山口辺りと違って気温が低い、2℃。

望湖台。
二週間前はまだ雪の下だった三角点への階段が現れた。
べたべた雪の尾根を歩いて、何も見えない望湖台へ。記念碑までどこでも歩き。はまりこまない固い雪原を、長者池までつなぐ。雪融け水が流れ込んで池の水が溢れている。

御嶽神社の尾根の残り雪に足跡を印す。ゲート手前は雪が少ない。二つ目ゲートにも、もう雪がなく、足の短い人は大変です・・・

峠道。
峠に近づくほどに雪が少なくなった。そして小雨が降ってきた。

峠。
写真を撮ってないので、結構速い。もう降りるのかな?と思えば、皆さん、行く気満々。春雨じゃぬれて行こう!

峠の雪壁が消えた。二段の雪壁もない。二月に歩いた雪見大福雪庇は融けて小さかった。

縦走路から見降ろすと、三ツ口源頭部にはまだ雪が残っていた。

鎌ヶ岳山頂手前の岩場には、雪がない。「腕を伸ばすと、足だけに乗れて、楽!」そう意識して岩に乗る。チムニー登りで岩を攀じって大岩へ。今日は、ささっと登れて気分がいい。「
ヤッター」バンザイポーズ!


鎌ヶ岳山頂。
祠が現れた。二段の雪山はもうなかった。Iさん、我々と反対で、鎌ヶ岳から御在所へ。もうスキーシーズンも終わりだから山に戻られたようです。

小雨が降り続いているので休まず通過。「長石谷はながいし・・・」といいながら歩く人々。岳峠からの降り始めは結構雪が残っていた。伏流水が地表に現れる辺りまでたっぷりあった。

鶯!まだうまく歌えない・・・



途中で雨が上がったので一休み。
チキンラーメン、味噌ラーメン、カレー蕎麦。皆さんから、色んな風味のラーメンを頂く。デザートはりんご。

川の流れの傍って心地いい。瀬音って、なぜか心が落ち着く。川淵に残った雪も趣があっていい。ここは最高のレストラン?!

頭上の木は、小さい葉をつけている。躑躅のようだ。


緑の苔も綺麗。植物は皆、春を感じて芽吹き始めている。ショウジョウバカマやイワウチワの葉っぱも艶々。


犬星の滝。
ミソサザイがないた!
澄み切った渓流に魚がささっと泳ぐ。魚も、活発になった。


緑の淵や流れに魅せられる・・・
この緑はどこからくるのだろう・・・綺麗。


途中、落ち葉がぬかるんだ所、いつも苦手。でも三月にヒルはいないからいいかと思い直して、平気で歩く。

三滝川。
雪融け水が溢れている。まだ固い茶色のキブシの蕾発見。靴などを洗っておかたづけ。


駐車場。
捨てられ犬は待っていた。犬は犬好きな人をよく知っているらしく、その人に懐いている。可哀想だけど、私にはどうすることもできない・・・

御在所は雲の中。あたりには萌黄色になったヤシャブシ。草木、鳥、魚、渓流に春を感じました。季節は、確かに冬から春へと移っています。

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