鎌ヶ岳 

         1162 (三重)
2012年8月18日 くもり

P7:00〜(中道)〜望湖台9:25〜武平峠〜鎌ヶ岳10:55〜(長石谷)〜P13:20

車の中から、スカイライン沿いに、何やら淡いピンクの花が、目に飛び込んできた?・・・ホツツジだ!

歩きはじめると、蒸し暑い。湿度が高くて、汗が額から流れる。目に入って痛い。

不ぞろいな花びらのアキノキリンソウがあちこちに。花がついていないと、アキノキリンソウとコモノギクとの、区別ができない・・・

北谷テラス。
キンレイカにブーメランみたいな種がついた。やはり、遠くへ飛ばす対策?だ。この花も、ただ子孫を残す為に頑張っている。コモノギクもあちこちに咲いている。今年は花が多い。咲き始めの淡い紫が好き。素朴な美しさに惹かれる・・・

富士見岩。
本谷から強烈な谷風が吹き上げて来る。涼しい!


手すりを超えた崖に、コモノギクのブーケ。二カ所。

同じような所に、ホツツジ発見。Tさんは外で撮影。絶対落ちない方だけど、もし落ちたらと思うと怖い!

アザミが蕾をいっぱいつけている。ちょっと里のものとは違う。イブキアザミやフジアザミなど、この花も種類が多い。オトギリソウもまだ頑張っている。辺りはガスっている。

しぜん学校。
気温20度。パン、梨、バナナ。
トンボ取りの子供たち、網を振りかざしているけど、トンボが少ない。
水谷のりやさん、お久しぶり!いつもここで山の写真を楽しませてもらっています。

望湖台。
トンボはいない、セミも鳴かない。
望湖台のてっぺんだけ、南風が涼しい。やっと御在所の風を感じることができた。もっと涼しいかと一番前の岩に行くが、風はさっぱり。吹いていない。珍しく地獄谷からの風がない・・・

峠道。
岩の隙間にホツツジの蕾。コモノギクも。

峠。
風の通り道なので、爽やかな風が吹きぬける。めちゃ涼しい。ずっとこの風に吹かれていたい!風を感じていたい・・・

展望台。
今度は、特等席で、三ツ口谷からの爽やかな風に吹かれる。足元には小さなママコナ。


三ツ口谷源頭部。
ガラガラした岩場で、気分だけ御嶽!家庭の事情で今年はどこにも行けないので、鎌ヶ岳で我慢、がまん・・・

山頂岩場手前で、水玉オトギリソウに見惚れる。アキノキリンソウとコモノギクもお似合いだ。


前尾根似の岩場から、大岩小岩に立つ。又、御在所がガスってきた。

鎌ヶ岳。
今日は、北にも、南面にもトンボがいない。もう里に降りたのかな?


南面の岩場でランチです。傍で、小さいススキの花が揺れている。気分はすっかり秋!三重県側からの風が涼しい。パン、オニギリ・・・日進市Aブドウ園のキャンベル、完熟とれたてで甘い!

岳峠を見降ろすと、岩壁が繋がって城塞みたい。そのてっぺんにいるのです!ここの岩場攀じ登れそう・・・一壁みたいで楽しそう・・・

霧が鎌尾根を越えて、三重県から滋賀県へ流れていく。その霧が、サッとあいて、突然、緑の大地が現れたりする。夏山鎌ヶ岳、山頂からの雄大な風景だ。


二週間前に見たイワ○○○は、どうなったかな?

降りは、岳峠から長石谷へ。
降り始めて、すぐホトトギスが鳴いた!待っていてくれたみたい・・・ 鳥が鳴いている間は、花は咲かないのでは?と思いつつ降り続ける。上部は、岩が濡れて、ヒルがいそう・・・

ピンクのシモツケソウのような、ヤマアジサイのような可愛い花は何だろう。イワ○○○と一緒に咲いていたりする。又、Oさんに教えてもらおうっと。


広場から少し降りた岩壁辺りにイワ○○○!三週目なのによく咲いている。この花は、花期が長いみたい。




そして今度は、鳥ではなくて、本物の花登場。ヤマジノホトトギス。

白い花びらに赤い点々がある鈴鹿の花。あちこちに咲いている。長石谷にこんなに、ホトトギスの花が咲くなんて、知らなかった。私たちの為に咲いてくれて?!ありがとう。

田立で見た、黄色のものはタマガワホトトギスというらしいが、それは見当たらなかった。

次々花が現れて、目を奪われ、心奪われ、足が止まってしまう。よそ見している暇がない!


二メートルの滝。
二ケ月前、ここで捻挫した足は、お陰さまで95パーセント回復し、ほとんど普通に歩ける。その節は、お世話になりました・・・

浅瀬に魚が遡ってきた。手で捕まえられそうだけど、すばしっこいから無理かな。食料の現地調達に憧れているのですが・・・

イワ○○○は長石谷のずっと下まで咲いていた。可憐でひ弱そうに見えるけど、実は強く逞しい花。なんたって、一年中で一番暑い季節に咲くのだから。

ミンミンゼミが鳴きだした。里近くへ降りてきたってことらしい。


降りは、長石谷で正解!夏の花づくしに大満足。

心配したヒルにも待ち伏せされず、遠くでゴロゴロいっていた雷もそれっきり。登山口の河原でポツポツあたった雨も、いつのまにか止んでしまった。

天候に恵まれ、今日も、存分に夏山を楽しめました。皆さん、ありがとうございました。

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