上高地

(長野)


2009年8月22日 小雨のち晴れ

自宅3:45〜羽島・松本(中央道)〜沢渡P(7:45〜8:00)〜上高地8:40〜河童橋10:20〜明神池12:00〜嘉門次小屋(昼食)12:50〜河童橋14:00〜上高地(沢渡行きバス)14:20〜沢渡P〜乗鞍高原・善五郎の滝13:50〜乗鞍高原温泉・ベル鈴蘭小屋(泊)

今回は家族三人で上高地散策。早朝に出発。天気予報は「晴れ」だが小雨が降っている。時々霧がかかって視界が悪くなる中央道。あやしい空模様だ。
「沢渡中」の駐車場。空が明るい。足湯の近くに更衣室がある。バスも多く定期に次々発車していく。駐車料金¥500

バス停横のタクシー乗り場に上高地まで¥4000とある。バスは往復¥2000

大正池で降りてここから周回しよう。青空が広がって穂高の峰々がはっきりくっきり見える。岳沢にはまだ雪渓が残っている。空も雲もすっかり秋らしい。風はそよかぜ。池にはカモが泳いでいた。
立ち枯れた木の彼方に焼岳。その山頂にも日が射してきた。

自然研究路を歩く。イネ科の植物やススキの穂が揺れる湿原もすっかり秋の風情。田代池に立ち寄る。野菊、キツリフネなど。

水中に緑の草が揺れてそこにカモが遊ぶ。絵のことは良く知らないけど、まるでモネの世界!水中から花だけが浮かぶように咲く水草はイチョウバイカモ!
田代橋を渡って川べりを行く。上高地特有の白いアザミ? アキノキリンソウ、タデ、ヤナギラン。サラシナショウマの白い花と白樺の白い幹にみとれて歩くとウエストン碑に到着。



そして河童橋。蒼緑の梓川に穂高の峰がどーんと目に飛び込んできた。なんて清々しいのだろう。雨上がりで山も木々も瑞々しい。

澄み切った空の蒼、黒っぽい岩峰、裾野の緑、美しい・・・。やはり「日本のスイス」。それに一年を通して何日もないと思われるほど素晴らしい天候だ。

ビジターセンターにも立ち寄り、厳冬期の写真などを見る。小梨平から明神へ。青空に聳える明神岳、尖った穂先が格好いい。吊橋を渡って穂高奥宮神社、明神池へ。



岩魚が泳いでいる。マカモの子供が突然目の前に現れる。静かな緑の湖面に点在する小さい黄緑の島。神の領域のような、時間が止まったようなこの風景の中に靜かにたたずむ。めちゃ贅沢な時間・・・。

嘉門次小屋で岩魚の塩焼きで昼食。


行きとは反対の川べりの木道を歩く。止まっているように見える滑らかな流れにみとれ、風の音に耳を澄ます。
岳沢からの雪解け水は林をひんやりした空気に包んだ。川に手を入れると指が痛いほど冷たい。


再び、河童橋。朝と同じようにすっきり晴れている。空も山も川も惚れ惚れするほど美しい。お盆を過ぎたからか?賑わいも一段落のようだし・・・。

バスターミナル。
ずらりと人が並んだ沢渡行きのバスのりば。ところがすぐ改札。空いているし、待たずにさっと乗り込めた。
駐車場の足湯にちょっとだけ浸かろう。気持ちいい・・・。

乗鞍高原へ。
松本の方へ戻る感じで前川渡から乗鞍高原へ。観光センターからさらに休暇村までドライブ。善五郎の滝へ行ってみよう。
前回は、春のはじめに雪と氷を歩いた。今日は夏の森。白樺の木陰を歩く。滝の霧が午後の陽射しに白く輝いていた。空から水しぶきが降ってきた!
今日の宿、ベル鈴蘭小屋へ。湯の花舞う白濁の温泉で肌がつるつる・・・。

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