唐松岳
    2696m
(富山・長野)


唐松岳からのつづき。

2007年10月28日 晴れ

カフェテリア黒菱前P7:15〜黒菱平7:30〜池山荘8:00〜八方池8:50〜唐松岳山頂(11:05〜11:25)〜唐松岳頂上山荘11:40〜八方尾根(昼食)(12:00〜12:15)〜八方池13:20〜黒菱平14:00〜P14:25

おびなたの湯 ¥500

山頂を堪能して唐松頂上山荘ヘ降る。厳冬期の唐松岳は怖いけど、十月の雪は楽しい。体が弾んでしまうのではしゃぎ過ぎないように。降りは特に慎重に雪面を踏む・・・。


天狗の下りの谷には万年雪が見える。
雲海は少しずつ形を変えて小さくなった。ぽこぽこ浮かんでいる。
時々、山頂へ向う人が来る。我々ももしゴンドラだったらこんな時間になったのだろう・・・。今日山頂に立った人十余人。

尾根半ばで昼食。ここはアルプスの秋の陽射しが降り注ぎ、眼下に雲を見下ろす素敵な場所。オニギリ一個が最高に美味しい・・・。


雷鳥。
お腹はほとんど真っ白。背中もちょっと白い。今年巣立ったばかりか三羽ともトサカがない。体格の割りにがっしりと太い足。これからの季節、食べ物はあるのかな?どうやって厳しい冬を乗り切るのだろう・・・。大自然に強く逞しく生きる雷鳥に見惚れる・・・。


あたりのダケカンバが午後の光に輝く。曲がりくねった枝と幹が白く浮かび上がって綺麗・・・。


八方池。
木道を歩いて池へ降りる。山頂へは行かず、ここまでトレッキングする人が多いようだ。白馬三山の裾に雲がたなびいて絵になる・・・。晩秋らしい情景・・・。


黒菱平から俯瞰すると、スキー場あたりの山肌が赤い。黒菱林道の紅葉も色鮮やか。


温泉は、「中津川さん」おすすめの白馬八方温泉小日向(おびなた)の湯 ¥500(2月末から11月3・4日まで)
かけ流しでつるつるする。水は透明・・・。
上がると再び「中津川さん」。膝を痛めてゆっくり降りられたとか。
いい方にお会いできて行動範囲も広がりました。「ありがとうございました。」お礼を言って別れる。

今日歩いた夏道は初めての所が多い。冬は尾根通しだから。
季節やルートが違うと全く別の山のように感じる。冬に歩けなかった木道や岩の道もいい。

山頂は冬山、中復や麓は秋山錦繍。木崎湖あたりでは水辺近くまで赤や黄に染まっていた。全山紅葉の白馬山麓に魅せられる・・・。
秋日和に北アルプスの雪と紅葉を楽しめて幸せ。全ての出会いに感謝して晩秋の後立山連峰を後にした。

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