bガリー大滝、登攀開始。
岩は乾いている。垂直に見えた壁はスタンスがいっぱいあり登りやすい。テラスより少し上まで進む。
2ピッチ目はやや緩やかな傾斜。その後は登山靴に履き替えて、左へ草の中を進む。ハイマツに沿って少し降るとcガリーに出た。前方の尾根が4尾根らしい。微かな踏み跡道が見えて進むと先行の6人がいた。「ちょっとここは無理。先の3人は行ったけど・・・。」と降りてきた。我々もcガリーに戻る。
岩を良く見ると「4尾根↑」と「↑」の赤いペナント。ガリーをつめると、しばらくで「4」のペナントを見つける。
ここは取り付きすぐ下の岩のようだ。濡れてヌルヌルしているスラブ。インクノットで確保して二人同時に上がる。ハイマツを抜けると広いテラスに出た。
ここが4尾根の取り付き。再びクライミングシューズに替える。前の6人の登る様子を良く見るとクラックにうまく足をジャミングしている。
ガスがかかってあまり暑くない。風も穏やかだ。アミノバイタルゼリーと水分を補給する。
いよいよ北岳バットレス4尾根スタート。
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