コクイ谷

         (滋賀)
2011年5月21日  晴れ

P6:50〜(中道)〜望湖台9:00〜(地獄谷)〜出合9:35〜(上水晶谷)二つ岩10:00〜コクイ谷出合10:30〜黒谷出合11:30〜沢谷出合11:40〜クラ谷出合12:05〜窯跡の平12:17〜沢谷峠12:28〜武平峠13:00〜(武平トンネル)〜P13:40

Oさんから、花情報を頂く。是非出掛けなくては!○○アブラはもう随分葉が大きい。相方は、「成長したのに可哀想だから」と、ちょこっとにしたようだ。



シロヤシオと新緑が爽やか。その白さと清々しさに、身も心も洗われる・・・白い花は清楚でいい。


望湖台から地獄谷へ。
冬に全く来ていない。雪が多すぎてOさんが苦労したと聞いただけで終わってしまった。
あまり踏まれていない。谷に降りると緑のシャワーが降り注ぐ。気持ちいい!そして色鮮やかなシャクナゲが迎えてくれる。今日咲き始めたばかりなのか、花びらがしゃんとしてみずみずしい。


この愛らしい色は何処から来るのでしょう。たしか、葉は冬に落とすことなく、しおっとしていた。そのまま春に復活。そしてこんな綺麗な花をいっぱいつける。幹は固くてぐにゃぐにゃしているし・・・エネルギッシュなシャクナゲ!


そしてお目当ての花がもうひとつ。
こちらも咲き始めたばかり。丸くてクリームがかった白い花に、心がふんわりする。丸まった花びらが優しくて、心が落ち着く。純日本風の趣き。
光が差し込んできて、宝石のような透明感ある白になった。どこか氷のような冷たさも感じる色・・・美しい!


Oさん情報によると、大木のホオノキに守られて命つないでいるそうだ。
緑の大きな葉をつけた木を仰ぐ。その迫力ある逞しさにしばし見とれる。大きな木の傍はなぜかホッとする。空が緑一色になって、緑が空から降って来て、自分も緑色に染まって・・・めちゃ爽やか森林浴!大きな木って温もりがある。


コクイ谷出合。
淡い緑が、水面にも映って谷はうすみどり一色。綺麗。
愛知川の水で○○アブラを洗って、サッとゆがく。薄緑の○○アブラティーを頂いて・・・
グリーンシャワーレストランでランチ。めちゃ贅沢!


黒谷出合。
ピンクのブーケシャクナゲが目の前に。めちゃ幸せ!


そして白いヤブテマリかオオカメノキかの花との饗宴。お見事!
沢谷出合の滝を見上げる。
次々見頃のシャクナゲが現れる。あまりの豪華さにため息が出る・・・
足元にはチゴユリも。

クラ谷出合辺りに、コゴミというクサソテツの小さいもの。食べられるようだ。
雨乞岳への登山道にぶつかって左折。
この後も、シャクナゲ、イワカガミの花は咲き続ける。



沢谷峠。
あたりにギンリョウソウ。
ワラビも見かける。

登山口。
見上げる御在所、鎌ヶ岳は緑に輝いている。それは柔らかで優しいみどり。


最終章は・・・

三口ダムあたりだったか、鹿が目の前に飛び出した。スカイライン道路を横切ってガードレールを飛び越えた。その素早さと美しいジャンプに息をのむ。均整のとれた体、長い足。無駄のない鋭い動き。なにもかもが綺麗で魅力的!長いように感じたが、きっとほんの一瞬だったのだろう。自分もそんな風にジャンプできそうに錯覚する・・・

今日の出会いすべてに感謝、感激!素敵な山時間でした・・・

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