約7時間の行動。小休止を数回、餅、パン、飴、アミノバイタルゼリーなどでエネルギーを補給した。
テントを張らなければならないので少しでも早く着きたい一心だったからか?後半、十字峡からの行程が早かった。大休みはしていない。
小屋下の広場でテント設営。早速温泉へ。(3時から4時が女性の時間でグッドタイミング。一時間毎で交代。)
無色透明。匂いなし。地熱で沸くそうだ。遠路はるばる歩いてきて温泉に入れるなんて有難い。ツアー登山者が多く芋こじ状態。この日小屋宿泊者は100人で布団一枚に二人とか言っている。
足が軽くなり、疲れもふっとんだ。温泉で心身ともにリフレッシュできて幸せ。
テント場中ほどでヘルメットをかぶった人が数名、動きが慌しい。ヘリの音も聞こえたような・・・。
お腹が空いた!荷物を軽くする為、食料はカップメン、パンのみ。なんか物足りないけど・・・。
風もなく穏やかな夜。空を仰ぐと星の数がすごい。ここ黒部では小さな小さな星までも懸命に輝いている。3時ごろ、流れ星二個。夜空に大きな光の落書き!二回とも願い事を言い終わるまでに消えてしまった・・・。数日前、自宅では見られなかったオリオン座流星群を黒部で見る事が出来て感激。
2009年10月25日 くもり
阿曽原温泉小屋4:30〜欅平(9:30〜10:01)〜(黒部峡谷鉄道トロッコ電車)〜宇奈月(11:25〜13:00)(温泉会館・昼食柏や)〜黒部13:30〜米原〜関ケ原〜自宅17:30
トロッコ電車¥1660+特別車両券¥360 温泉¥360
今日は、欅平までの水平歩道を歩いて宇奈月へ抜ける。間違いやうっかりミスは許されない。より慎重に歩こう。
朝、北斗七星、オリオン座を見上げながら出発。昂も綺麗に瞬いている。テント場端の「欅平」の大きい案内板から歩き始める。少し早く出発した人等のヘッドランプが暗闇に動く。
梯子などがある急斜面を登る頃、ライトが急に暗くなった。ここでポケットの予備電池と換える。暗くてよくわからないが右手は昨日同様断崖絶壁。足元が明るくなって安心する・・・。
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